6話
まさに殺さねば殺される空気が立ち込め、長髪イケメンの息遣いがやけに大きく聞こえた。
刹那、イケメンが必殺の突きを繰り出したが、稲森はそれを上回る速さで仰け反って躱すと、マン〇が丸見えの体勢なのをあえてじっくり見せつけて注意を誘い、アクロバティックな回し蹴りを叩き込む。

イケメンが何とか防ぐも、身体能力の差がありすぎてすぐに劣勢に追い込まれていく。
洋壱は加勢したいものの肩に痛みが走り、投げたくても投げられない。
そうこうしているうちにイケメンは棒を弾き飛ばされ、絶体絶命のピンチに陥った。
直後、飛んできた棒をナイスキャッチした洋壱は稲森の背後を取り、無防備な後頭部に叩きつけてやろうと振り抜いた。
しかし調子に乗って声を出したせいであっさり気づかれて躱され、カウンターを食らわされてしまうのだった。

まともに引き裂かれた洋壱は一撃でくずおれ、血を噴き出した。
あえなく稲森の幸せな干物候補になってしまった洋壱。
舌なめずりする稲森が卯月を輪姦すほんの先の未来を描いて血を舐め取った直後、稲森の顔面にミミズ腫れのようなものが幾筋も浮き出、急に絶叫して苦しみ出した。

なんだかよく分からないがイケメンはチャンスと思い、棒を首に押し付けてマウントポジションを取った。
しかしパワーは衰えていないようで、すぐに押し返されてしまう。
すると櫻井が勇気を出して加勢に入り、それを見た卯月も加わって3人のパワーで何とか押し勝って首を圧迫。

程なく稲森は意識を失ってくれた。
それよりも大量出血している洋壱に駆け寄った卯月は躊躇なくTシャツを破ってスポーツブラ姿を露わにし、止血し始めた。
しかし怪我の具合もそうだが、かなり発熱しているのが危険そうだった。
薬などなく、医術の心得がある者もおらず絶望的。
その時、あの犬と共に怪しげな人物が現れたのだった。
結果的に洋壱は手当てを受けて助かった。

卯月は彼が目覚めて喜ぶも、真っ赤にして顔を合わすのを恥ずかしがった。
そして不健康そうな怪しげな人物は、とんでもないことを告げた…


































