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城壁に出た女神官はまず地上に向けて聖光を放ち、さっそく囮の役目を担った。

 

ゴブリンがこちらに向かおうとしているのを眺めた彼は装備の確認を始めた。

 

冒険者ツールがあるのを女神官に確認すると、兜の下で悪い笑みをしているような感じで、今回は自分たちが人質を取っている立場だという。

 

そして聖壁の使いどころの判断を任された女神官は、それだけ信頼されている証拠だと思って輝くような笑顔を見せた。

 

その通り、彼はもう一人ではゴブリン退治が難しいと感じていた。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ゴブリンスレイヤー50話

 

 

 

動き出して程なく、前からゴブリン何体かが襲いかかってきた。

 

 

先頭を行く彼は勢いのままに返り討ちにしていく。

 

ナイフで鼻の下を突き、盾で頭蓋骨を陥没させ、敵の武器で敵の頭を突き刺し、素早く無駄なく始末していく。

 

小賢しい一匹が回り込んで女神官たちを狙おうとするが、彼女も守られてばかりでなく応戦し、令嬢も松明を叩きつけて加勢に入る。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ゴブリンスレイヤー50話

 

 

そうして足止めされているうちに後ろからも増援が現れた。

 

 

ゆっくり数えている余裕はなく、一体ずつ対処して走るのに精一杯な令嬢は何体追いかけてくるのか分からず、歪な手が伸ばされてくると集中を邪魔されてしまう。

 

女神官に声をかけられなかったら転がる死体に躓いていたのは必至。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ゴブリンスレイヤー50話

 

 

慈愛に溢れた声と安心する顔に集中を取り戻した令嬢は、グッと手に力を込めてしっかり前を向いた。

 

 

直後、彼が壜を後ろに放り投げて液体を撒き散らした。

 

直後、意図を察した女神官に松明を投げてと指示された令嬢が従うと、追いかけてくるゴブリンが一瞬で炎に包まれた

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ゴブリンスレイヤー50話

 

 

雪の中のキャンプファイヤーとばかりに幻想的な光景に思わず足を止めてしまうが、爆炎を逃れた一体が凄まじい殺意で令嬢に襲いかかった。

 

しかし冷静を取り戻した彼女はするりと突きを躱すと、喉笛をかき切ってやったのだった。

ゴブリンスレイヤー
著者名:蝸牛くも 引用元:ゴブリンスレイヤー50話

 

 

 

たった一匹を始末しただけだが息を乱す令嬢に、女神官はまた手を添えて落ち着かせた。

 

そして彼は問題なく囮の役目を果たせたことに、労いの言葉をかけた。

 

 

感想

ゴブリンスレイヤー49話50話でした。

踏んだり蹴ったりの令嬢の叫びで見つかってしまいましたね。

この戦力差と頭の良さそうな聖騎士相手に、どんな作戦で皆殺しに持っていくのか。

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