有効なアイテム
外から派遣されて来た軍幹部は非情に島内兵士たちを捨て駒のように使い、タンクに引火させてどうにかバラバラに仕留めさせ、まだ生きている被害者たちも冷酷無比に処理を命じる。
そして感染者を実験体にする命令も出すが、島内各所にモンスターの破片が散らばっているせいで感染が止まる気配はなく、島外に広がるのも時間の問題だった。

しばらく休んだ後、母親の遺体だけでも取り戻したいという願いを止められず、風戸はジルと一緒に病院に行くことにした。
事情を聞いた木高も真実は伝えられなかったが、風戸も福田のようになってしまうかも知れないと思うと、心配というレベルではなかった。
それでも風戸はジルを一人にできず、福田がどうなっているかも気になっていた。

しかし病院は既に、感染者を処理するために軍の手が回り、遺体を探せる状況ではなくなっていた。
ただそこで、小さな手のような化物に肩口を噛まれた男と出会い、一先ず家に戻って治療をしてあげた。
しかしジルは一人でも遺体を取り戻しに行くというので、風戸は仕方なく全てモンスターがしでかした事件だと白状したが、そんな映画みたいな話を簡単に信じてもらえず、逆にナーティ殺しを疑われて銃を突きつけられてしまう。

その時、治療した男が携帯を取りに戻ってきた。
一触即発の空気が少し和らいだのも束の間、木高が包帯を巻き直してやろうとして、肉が抉れるほどの傷が消えているのが分かり、感染が確信に変わる。
直後、男もモンスターに変わり果てた。

豪邸内で起きる、阿鼻叫喚の逃走劇。
マグナムで吹き飛ばされても再生増殖し、喰い殺すまで襲いかかってくるモンスター。
散り散りに逃げた彼らは誰がどこにいるのか、無事でいるのか分からないままモンスターの気配に息を殺す。
そしてクローゼットに一人で逃げ込んだ木高が追い詰められた。

しかし、ウォータープルーフのスプレーを浴びせると何故か少し動きが止まり、逃げる隙ができると、風戸とジルに合流することができた。
木高をジルに任せて神野たちを助けに行った風戸は、銃で何とか足を止めながら逃げ道を作り、プールに飛び込んで辛くも脱出。
だが飛び降りる勇気が出なかった麻優は一人狙われ、失禁してしまうも、明衣子の励ましで空を飛んだ。

麗しき女同士の友情でギリギリ逃げ切ったが、どれだけバラバラになってもモンスターはしつこく蠢き続ける。
そして感染者を一つに集めた軍と研究所は、罪のないただの被害者たちを虫けらのように処理するだけでなく、非人道的な実験体として使っていた。
感想
狂蝕人種3巻でした。
面白度☆7 胸糞悪い度☆9
全て自分たちの責任だというのに、なかったことにするため邪魔な被害者たちをボタン一つで処分するなんて、戦争中の人種差別みたいでした。
どうやってモンスターパンデミックが解決するのか、島中を焼き払っても解決しそうにないですしどうなるのか楽しみです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/76942































