6人のナース
彼女は腰を下ろし、勝ち誇りながら見下ろした。
お尻に硬い棒状のモノが食い込んでくるのだから、これは男女の間で合意のサインだった。

里桜への想いだけじゃエロキスに抗い切れず、そそり立たされてしまった。
いやらしい腰使いでグリグリする彼女は微笑み、いそいそとパンティだけを脱ぎ、ナース服のまま拘束騎乗位で咥え込むつもりだった。
しかし、身動きできない匠馬は抵抗しようがない。

その時、別のエロナース二人がドアをノックし、彼女を佳苗と呼んで抜け駆けを咎めた。
すると佳苗は大人しく匠馬から降り、何でもないようにどこかへ消えたのだった。
拘束を解いた二人のナースは手荒な真似をするつもりはないようだが、逃げようとするのは無駄だと剣呑な空気を出して悟らせた。
この場所も状況も分からない匠馬は素直に従い、黙って説明を聞くことにした。

ここは病院であり、新種のウイルスに感染したから急を要してここに運び込み、感染拡大を防ぐために隔離、観察、研究、抗体開発の被験者になってここで生活してもらう予定だという。
一方的に非現実的なことを捲し立てられた匠馬は反発したくなるが、有刺鉄線が絡まった鉄格子に防がれている通路を見て、相当にヤバい場所なことは理解した。
そして案内された部屋には、先に4人の男たちが通されていた。
そこに黒ギャル風とロリ風のナースも合流すると、片目隠しが最後に、生活上の要望は自分たちが可能な限り応えるといやらしく補足した。

直後、副師長と呼ばれたナースが様子を見に来たのだが、彼女はどこからどう見ても里桜だった。
しかし、里桜じゃないのか事情があるのか匠馬に声をかけられても初対面のフリをした。
ともあれ、片目隠しこと日下部春香が生活上の注意点を説明し終わり、彼女たちはやっと自己紹介してくれた。
日下部春香に倉本寧々。

黒ギャルは樋口夏恋、ダークロリは乾瑠奈。
そして里桜は最後まで、匠馬と他人のフリをし続けた。

ナースたちが出て行ったところで、チャラそうな槌屋蒼佑が仕切り、男子たちもそれぞれ自己紹介をし、偶然か必然か4人が同じ高校の生徒だと判明。
ただ乾と似たような雰囲気の男は、ナースたちよりも謎を秘めたままだった。

拉致軟禁までする感染症は真実か否か、厳重な有刺鉄線鉄格子での通路遮断、同じ高校からたった4人という不自然さ。
ナースたちがまだ何かを隠していることは明白だった。



































