
無法島3巻
ネタバレ感想
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カイトに助けられ、徐々に心を開き始めたミソラ。
しかし襲いかかる負の感情に耐えきれずに死を選ぼうとして、またカイトに踏み止まらされそうになったその時、ジンボグループによる夜襲を受けた。
二人は協力して返り討ちにして朝を迎えようとするが、ミソラは彼が傍にいることにドキドキし始めていた…
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無法島3巻
ジンボグループが仕切る港界隈ではここ最近、連続強姦殺人が起こっていた。
犯人は分からず、惨たらしく殺されている女性が発見されて事件が起こったことに気づくばかり。

殺人鬼ばかりの中、殺人が起こるのは必然とも言えるがジャイアンを地で行くジンボは傲慢に取り調べを始め、どんな罪で送られたのか吐かせていく。
そして誰もが胸糞悪い事件名をバカ正直に白状していくと、ジンボはSNSを利用してJKを殺したらしいおどおどした奴が怪しいと見るや、容赦なく叩き殺したのだった。
その暴君ぶりに怯えたのが、ストーカー相手とその家族を理不尽に殺した異常性愛者だった。
ストーカー男も屍姦の罪を着せられて殺されそうになるが、海に落ちたことで奴隷として生かされることになった。

カイトたちは夜襲に備え、生活拠点を数か所に増やし、日々転々と暮らして少しでも自衛することにした。
そしてミソラは彼と二人で一夜を過ごしたからか、精神的に落ち着き穏やかな表情をするようになった。
同じ女のエミにはそれがよく分かり、そのうち恋バナでも出来そうな傾向を歓迎した。

ミソラもカイトと一緒にいれば以前の普通の女の子に戻れるかも知れないと思えるが、殺した奴らが夢に出てきてそれを邪魔するのだった。
そんな悪夢を見た翌日は、カイトとまともに顔を合わせることもできなかった。
しかし釣り好きのおっさんがナブラを見つけ、大型魚がわんさと釣れるとクサクサした気持ちも少しは晴れた。

それでも人殺しではないカイトと触れ合うと、どうしても人殺しという罪と向き合ってしまい、精神を擦り減らした。
今まで心を殺してきたミソラはここに来て毎晩のように悪夢を見るようになって、赤ちゃんのような夜泣きで目覚め、日に日にやつれ始めた。

エミ曰く、両親に愛される温かい家庭に育ったからこそ、罪の意識と向き合う辛さは自分のように荒れて育った人間とは比にならないだろうとのことだった。
そんな自分の過去さえ気にかけるカイトの優しさに、エミは信頼を置いた。

カイトは家族を殺した奴らに復讐を果たした時に自分がどう感じるか考え、ミソラの傍にいてその苦しみを言葉にして聞かせてもらった。
そして心が痛まない人形のままでいたかったという彼女の自暴自棄さに涙が零れ、共に生きたいからいざとなれば自分も人殺しを厭わないことを伝え、励ましたのだった。

カイトの言葉を思い出して少しまともに寝られるようになった矢先、また新たな犯罪者共が船で運ばれてきた。

































