148話
血塗れの友坂は雨に濡れた犬のように震えて許しを請うが、カチュアは白々しい演技に侮蔑の視線を投げつけた。
そも千歌たちを騙して罠にハメたのだから、信用する理由など一切ないが、友坂はそれも誤解で問答無用でボコボコにされたと嘘を塗り重ねていく。
そこで若本は男らしい血の気の多さで洒落にならないストレートの威力を見せつけ、拷問のエグさをイメージさせた。
友坂は怯えて失禁し、洗いざらい吐き出すことにした。

情けないひょっこり足取りで、隊長と真希はまだ生きていること、隊員たちのうち、木場だけは自分が助けてまだ生かされているので案内すると申し出た。
完全に降参したように見えるが、カチュアはどんな態度でも一度裏切った友坂を信じれる気持ちになれなかった。
程なくどこかの一室に案内されると、ただの住居には似つかわしくない牢が設えられており、その中に木場が囚われていた。
確かに友坂の言う通りだったが、木場は彼女を見るなり悲鳴をあげ、その女に酷い目に遭わされたのだと暴露した。
友坂は助けるためには致し方なかった裏切りの演技だと言い訳するが、カチュアはやっぱりかと思ってナイフを突きつけた。

木場も隊長たちの居場所は大体分かっていると請け負い、今すぐ友坂を殺せと煽った。
しかし甘ちゃんの若本は隊長たちが見つからなかった時の保険だという尤もらしい理由で友坂を生かし、木場と交代で牢にぶち込むだけで済ませた。
満身創痍の木場に肩を貸しながら北エリアに向かう道中、木場によればダーキニーはメデューサなど比較にならない強さだという。
若本は最初の潜入で自分もいればと後悔するが、木場は若本が待機してくれていたからこうして反撃の機会を得られたんだと励まし、麗しい先輩後輩の友情で場を感動の空気で包んだ。

そしてカチュアがイラついて急かしたところで、隊長が囚われているはずの部屋に辿り着いた。
さっきの部屋とは違ってちょっと洒落っ気を見せた内装の普通の住居用の部屋に踏み込み、隊長と真希を探し始めた直後、若本がいきなりぶっ倒れた。
その傍には、注射器を持ってニヤついている木場が立っていた。
友坂どころか木場も裏切り者で、カチュアも不意を突かれて蹴り飛ばされてしまう。

そして木場が呼びこんで現れたのが、牢に閉じ込めたはずの友坂だった。
全てはキャリアウーマン風のスカートスーツに着替えている友坂が演出した演技であり、木場も調教で忠実な犬にされていたのだ。
もちろん友坂の目的は、カチュアの目の前で初恋の人を寝取ってやることだった。

感想
サタノファニ146話147話148話でした。
おっさんが純粋にデブ熟女を愛しているので、何だか可哀想でした。
友坂は血塗れになっても胡散臭さしかないので、本当にその通りでしたし裏切り者が多すぎ。
https://www.kuroneko0920.com/archives/73341



































