
ヒメノスピア7巻
ネタバレ感想
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兵士だった時坂涼子の身体に脳を移植して復讐の機会を窺っていた黒田二郎は、貞操帯にも見える器具を全裸の姫野に穿かせて針での攻撃を防ぎ、牢に閉じ込めた。
毒による腹痛、吐き気、お漏らし…
姫乃が屈辱を与えられまくっている頃、セレナたちは日本政府の精鋭に学校を包囲されていた…
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ヒメノスピア7巻
セレナの護衛部隊、筋肉だるまの戦闘兵は痛みを感じず、セレナを守ることだけを生きる目的とし、セレナを守るために生まれ、そして死に、愉悦や快楽もセレナを守ることで得られる悲しきアマゾネスだった。
行動原理は忠誠や連帯感や責任感ではない、純然たるセレナへの愛。
その一点により立つ戦闘兵は、厳しい訓練を受けてきた自衛隊など物ともせず、肉塊に変えていくのだった。

今作戦の指揮を執った上官もすぐ、軍門に下ることになった。
自衛隊の女性隊員の中にも既に兵士になっているものがおり、隊内から蝕まれていたのだ。
自衛隊も然るべき対策を講じていたが、是枝隊員はセレナの犬となっていた。

特殊作戦群全滅の報はすぐに黒田にも伝わった。
俄かには信じられない黒田が動揺する中、ボロボロの姫乃は、セレナがこの国で堂々と姿を現していること自体、既に日本がセレナに支配されている証拠に他ならないと説明し、今更驚いていることを皮肉った。
スズメバチの女王は十二分に準備をしたうえで、この国に乗り込んできた。
しかし黒田はそえならそれで、姫乃を奪還されるくらいなら今ここで殺すと言い出し、蜂殲滅の大望よりも私怨を優先させようとする。

装甲車に乗せられて姫乃の元に一緒に向かわされていた瑞は、圧倒的暴力の力づくで突破していく光景を見せられ、セレナに仲良くしろだの協力しろだの偉そうにのたまったことを後悔していた。
大都会で車一台、人っ子一人歩いていない異様な光景、信号も機能せずビルも暗く、セレナが日本を支配していることを嫌でも思い知らされた。
セレナはそんな驚愕する瑞に構わず、同じ女王でありながら自分と姫乃の大きな違いはセック〇経験の有無だと言い出した。

セック〇は言わば対話、ならば非暴力を掲げて治世を行おうとする姫乃自身が処女のまま政治を行うなどお笑い種だとこき下ろす。
人同士が関わり合えば、どんな手段であろうと対話という行為に帰結する。
理不尽な暴力、誹謗中傷、侮辱、差別、あらゆる尊厳を踏みにじる行為。
それらを受けてきた姫乃や瑞だからこそ今の強さを手に入れたのだろうと分析したセレナははっきり、暴力は善だと言い切るが、行使するに足る理由には尤もらしい持論を持っていた。

セレナたちは一切の滞りなく総理大臣官邸に到着した。
瑞は政府の中枢がもぬけの殻なことで逆に怖くなるが、数で勝負するのは頭が無能だと白状しているのと変わらず、セレナは最上級のもてなしをされている気分だった。
そして総理大臣が待ち受けている部屋の扉を開けた。
そこには一糸纏わぬ国のトップが、正座で待ち受けていた。






































