熊・猿・狼
去り際、動物を殺したことがある人間がこの世界に飛ばされている、東京に謎の光を見た、入間の航空基地を拠点にするという情報を風見からあえて聞かされ、来たら頭を撃ち抜くとユメカは脅された。
しかし、殺されかけても脅されてもユメカは前を向いて涙を流した。
ナオミと風見から興味深い情報を聞いたゾフィは、治療の後にやるべきことを決めた。

武器を奪われなかったことで生かされたことが身に染みたユメカが回復に努める間、ゾフィは物資補給のために近くの店に行ってみた。
そして飲んだくれてたらいし巨大熊と遭遇。

アメリカ出身の巨大熊に対し、普通なら腰でも抜かしそうなものだが、ゾフィは熊の口ぶりと態度からどうにかできそうだと感じ取った。
すると案の定、力の差を見せつけようと爪を振り抜いてくる熊だが、当たりそうになるとスピードを緩めるので、ゾフィは無理なく躱すことができた。
本能的な部分が薄まっている熊をあえて煽ったゾフィは、怒りの一発を食らってマフラーを引き裂かれるが、そこで鞭から飴に切り替えた。

自分と組めばもっと強くなれると誘い、仲間に勧誘したのだった。
結果、ユメカのところに戻る頃にはマサカリ担いだ金太郎状態になった。
ハイイログマを強力な仲間にするべく、ちょっとスパルタ特訓で攻撃時に野生の本能を発揮できるように練習したところ、熊のジンゴはMに目覚めてしまったのだ。

ともあれジンゴの加入で、この世界にいる動物は本能的に発揮できる野生の能力が弱まっていることが分かった。
だからゾフィは彼らの能力を引き出すのが人間の仕事だろうと感じていた。

ゾフィは更に、狂犬病の犬を運んでいたであろう車まで拝借しており、移動手段を確保していた。
移動範囲が増えた一行はまず武器の補充をしに行くことにしたが、発車して数十分でガス欠になってしまった。
そして道端で足止めを食らうと、不運が重なりオオカミの群れに襲われてしまう。
重傷の足で血の臭いを放ち、食糧扱いされるユメカ。
覚悟を決めて一撃必殺のとっておきを披露するシュジャー。
ナチュラルに威圧感が半端ないジンゴ。
西部劇のガンマン並みに凄腕のモンキーガンマン。
柔らかそうな尻を狙われる千夏。

強力な仲間を増やして千夏奪還作戦を開始したユメカたちだが、相手も信じられない新戦力を手に入れていて…
感想
狩猟のユメカ2巻でした。
面白度☆7 業度☆8
快楽のために動物を殺した業の深い人間がこの世界に飛ばされているっぽいので、主人公も含めて相当ヤバい奴に見えてきました。
ヘビ使いのナオミも危険な匂いぷんぷんですが、妙に可愛く見えますしあの舌にはゾクゾクしました。

































