凌辱される運命の妹
新海の言伝で滞りなく彼の部屋に通してもらえたのだが、彼に家族はおらず、この豪邸に二人きりで住んでいるのだそう。
部屋の中は撮影の機材やらDVDやら如何にもな感じだったが、町谷の何枚もの写真が飾られており、ある意味でアイドル的扱いになっていた。
そして目的の脚本の中身を読んでみた結果、彼女たちがこの部屋でこうしていることまで預言書のように記されているのが分かった。

その頃、新たな刺客が町谷の病室を襲撃していた。
しかし、既に危険を察知していた町谷はスマホだけ残して部屋を離れていた。
町谷はきっぱり二番煎じのネオのために動画を撮る気はないと答えると、刺客はならばこれしか大事なものを守る手段がないと零し、いきなり自らの首を掻き切った。

そして息絶える直前に、妹を助けてくれと町谷に頼んで事切れたのだった。
刺客の正体は四坂曰く黒石の兄で、遺言から考えて、妹をネオから救い出すために自分も参加し、犠牲になったと思われることは、黒幕からのコンタクトでその通りだと分かった。
町谷をデッドチューブに戻すために形振り構わず好き放題し始めたやり口は、今までのルールの範囲を明らかに逸脱しているが、黒幕はみんなの幸せのためだと訳の分からない持論を展開していく。
何を言われても町谷は闇の世界に戻らないと言い切ると、黒幕はライブ映像を流し始めた。
それは捕まっていた黒石を、問答無用で犯し殴り凌辱する生配信だった。

どこの誰とも分からないクズに処女膜を突き破られ、乳首をかみ切られ、殴られ蹴られ、もういない兄に助けを求める悲惨な黒石。
もう見てられない四坂は町谷に復帰を懇願するが、妹と同じ目に遭わされている後輩女子の姿を見て、彼は下卑た笑いを零していた。
その顔は、明らかに悪役側のニヤつきだった。

ただそのニヤつきは、相手があからさまに喧嘩を売ってきたからで、黒幕の筋書き通りにさせないためにも町谷はデッドチューブに復帰しないと断った。
しかし四坂を見捨てたわけでなく、彼女自身が更に過激な動画を撮れるよう、真城をサポートにつけるという。
町谷の望みなら何でもするつもりの真城。
何を撮ればいいかなど当てがない四坂の戸惑いが消えないうちに現れたのは、敵か味方か分からない場近だった。
そして繰り広げられる真城と場近のガチファイト。

果たして町谷はデッドチューブ復帰を決め、再び股間を膨らませるのか…
感想
デッドチューブ16巻でした。
面白度☆7 焦らし度☆8
多くは新海が黒幕だと示していますが、それではあまりにストレート過ぎますし、でも他にめぼしい人はいませんね。
実は死んだ人が生きていたパターンがないことだけ願いつつ、真相を期待しようと思います。
https://www.kuroneko0920.com/archives/78688



































