砂時計の秘密
気持ちは北島からの一方通行。
そんな乙女心にも気づかない桐崎が教室に戻ると、野島が仕掛けた財布盗難の罪を着せられ、弁解も聞く耳持たれずに停学を食らわされてしまうのだった。
女子トイレでどこまでされたのか分からない貴和子はもう心折れかけていたが、桐崎を助けて欲しいと涙ながらに訴えてきた北島の姿を見たら、桐崎こそ信用するべき男だと思えた。

貴和子が桐崎を信じて砂時計を奪い返すと誓っていたその頃、失恋もして冤罪で停学にもされて腐っていた当の本人は、女教師モノ動画を貴和子に見立てて抜いていた。
そして賢者タイムの最中に、貴和子が訪ねてきた。

砂時計と野島の盗撮サイトについて打ち明け協力を仰いだ貴和子だったが、当然、そのまんまAVみたいなアホな話を信じてもらえるはずもなく。
ただ北島が泣いていたことを言われると桐崎も少しは聞く耳を持ち、時間停止で貴和子が何をしたのか全て暴露すれば信用すると交換条件を突きつけた。
教師として女として人として、逆に信用が地に落ちる行為ばかりしてきた貴和子だが、死にたくなりながら全裸野外散歩までぶっちゃけた。

ともあれ話だけで前屈みになってしまった桐崎は、時間停止砂時計について信用することにした。
そして飛び出す思わぬ本音。
男女二人きり。
覆い被さる男と、流され目を閉じる変態女…
北島も合流してとある作戦を考えた後日、貴和子は野島が作った盗撮サイトを校長に知らせて公にし、あわよくば通報案件に運ぼうとするが、もちろん野島はすぐに閉鎖し、急場を凌いだ。
そうして自分へ怒りの矛先を向けさせた貴和子は、手作り偽砂時計をチラつかせて桐崎が隠れている教室に誘導し、力づくで取り押さえることに成功したのだった。

砂時計を奪い返して壊し終止符を打とうするが、悪人野島は往生際が悪い。
頭突き、蹴り、ぶん殴りでどっちが本物だ状態になりつつ、最後はそこそこ変態ながらも善の心が強い方が勝利し、悪人は社会的に裁かれることになった。
冤罪は晴れ、貴和子の信用も回復し、めでたく大団円。

しかしまだ、協力し合った三角関係の決着がついていなかった。
自分のために泣いてくれようが、何度もヤリまくろうが色々駆け引きされようが、付き合っているどころかセフレという肩書さえ感じていなかった桐崎から北島への感情。
自分は選ばれないと重々承知している健気なビッチはだから、クソ早漏野郎と罵ってスッパリ男女の関係を断ち切ってあげた。
そうして若者が先に素直になってから、貴和子もやっと教師としてではなく女としての本音を言葉にできたのだった。
砂時計をひっくり返さなくても本当に時間が止まったかのように感じる幸せの瞬間のままに押しに弱い貴和子は、卒業してからという言いつけをあっさりお互いに守れずに。

初めてのパイズリフェラ。
目覚めるご奉仕精神。
時間を止めた相手では分からなかった幸せと気持ち良さを知れた貴和子。

しかし、やっぱり桐崎が早漏で満足できないでいると、壊したはずの砂時計がまた貴和子の元に現れ・・・
感想
女だって時間停止できるんだからっ2巻にて完結です。
面白度☆8 本性度☆9
砂時計のせいにしてみても、それをどう使うか又は使わないかで本性を隠せなくなりますね。
砂時計が現れる謎まで明かされ、スッキリできた完結巻でした。



































