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不動

翌日のオフィス。

 

目を合わすのも恥じらう弱木と華、二日酔いでチャラ田の肩を借りて出社した梅、ワンツーで気合を入れる苺。

 

大人たちが青春をやり直していたその時、いきなり屋上に招集された彼らが見たものは、海外赴任から戻ってきた企画部のエースの不動その人だった。

高嶺のハナさん
著者名:ムラタコウジ 引用元:高嶺のハナさん4巻

 

 

登場の仕方も服装も台詞も癖が強い不動だが、社員からの信頼はえげつないほどだから、訳の分からない一言台詞も都合よく解釈されていく。

 

そして頭を撫でられながらベイベーと呟かれた華は、自分はまだまだ未熟なんだと思い込んでしまうのだった。

高嶺のハナさん
著者名:ムラタコウジ 引用元:高嶺のハナさん4巻

 

 

不動の発言はもう訳の分からない一言がデフォルトで、社員は好き勝手にイイ感じに解釈してどんどん不動の株を上げていく右肩上がりのループ。

 

そんな神聖視されつつある不動は実は、華が愛おし過ぎてまともな返事も二言以上の言葉も紡げない、キュン死にしかけの華フィラキシー症候群に罹っていた。

高嶺のハナさん
著者名:ムラタコウジ 引用元:高嶺のハナさん4巻

 

 

 

そんな濃い面々が勢揃いしたところで、新商品企画会議が開かれた。

 

華のキビキビした進行っぷりだけでもすまし顔で感動している不動に気づきもせず、先陣を切ったのは正反対に無邪気すぎて無能が過ぎる弱木。

 

あまりにイカれた新商品の企画を出されたことで、どれだけ好きでも上司としていつものように鬼を演じた華。

 

そうくれば、その厳しさと怒り顔に注目せざるを得ない不動。

 

続いてうめがたこ焼きを推し出し、チャラ田は下ネタを推し出し、配属されたばかりの苺は可愛さを推し出す。

 

それぞれにいい感じの企画だったが、満を持してトリを飾った華が考えた新お菓子は、未だかつてない独創性に溢れていて、社会現象並みのヒット間違いなしだと目された。

高嶺のハナさん
著者名:ムラタコウジ 引用元:高嶺のハナさん4巻

 

 

もちろん、華がどれだけ素晴らしくてもまともな受け答えができない不動だから、弱木にいらぬ勘違いをさせていることも気づかない。

 

そして不動がヤバい奴だと知る由もない華は、彼に追いつけ追い越せで恋を後回しにする決断を選んだ…

高嶺のハナさん
著者名:ムラタコウジ 引用元:高嶺のハナさん4巻

 

 

感想

高嶺のハナさん4巻でした。
面白度☆7 まだるっこしい度☆8

あそこでキスできないところがまさに高嶺のハナさんでしたが、君に届けばりにその人間関係の中に入ってやりたくなります。

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