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37話

バスを崖下に落下させて始まった究極の新婚旅行。

 

玉の輿ロワイアルのクライマックスは、気を失ってからスタートした。

 

 

 

全員死亡してもおかしくない潔いダイブにもかかわらず、優奈も含めて全員が何ともなく目を覚ましたが、いつの間にか運営である運転手が消えていた。

 

 

場所はひと気が無くなった山中。

 

起きていた優奈がそう説明すると救助を待つしかないと詩織が言い出すが、優奈はその可能性を否定した。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ37話

 

 

自分たちに声をかけずに消えた運転手が助けを呼び行ったとは思えず、十中八九、これは運営が仕掛けたゲームで事故も用意周到に準備されたもの。

 

あれだけの大事故で誰も大した怪我もないのが証拠であり、現にバスも大して壊れていない。

 

 

ではこの状況で何をすればいいのか。

 

それは五十嵐に訊くしかないのだが、彼は顔を覆って俯き続けているので優奈が肩をゆすると、彼は力なく倒れてしまった。

 

さっきは普通にバスから出てきた五十嵐は、いつの間にか高熱を出して苦しんでいた

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ37話

 

 

おそらくどこか怪我をして発熱しているものと思われ、どこまで悪化するか分からず早急に医者に見せる必要がある。

 

しかしもう暗くなり始めており、彼を担いで下山するのはあまりに危険なので二手に分かれるのが最善で、おあつらえ向きにライトも二つ見つけられた。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ37話

 

 

もちろん危険なのは暗い山道を進む助けを呼びに行く側だが、殺人犯がどちらになるかで危険度は大きく変わってくる。

 

では誰が行くのか決めようかとなったその時、サキが二人で話があると優奈に切り出した。

 

 

もう協力者だと認定している優奈は素直に応じると、サキはまず、これがタマロワの最後の課題に間違いなく、どれだけ彼に愛を示せたかで勝者が決まるだろうと前置いた。

 

そして自分も優奈も勝者になるつもりがないことを確認し合った。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ37話

 

 

優奈がサキの正体は詐欺師と思っているまま話は進み、残る弓月と詩織のうち、どちらを花嫁にするのか優奈に決めて欲しいと頼んだ。

 

 

なぜ今ここで優奈にどちらを花嫁にするか決めさせる必要があるのか。

 

それは花嫁が助けを呼びに行く危険な役割をこなすことで五十嵐への愛を示し、彼に文句なく受け入れさせるための策だが、優奈はまだ判断しかねていた。

 

果たしてどちらが殺人犯なのか分からないが、それでも一秒でも一緒にいる時間を減らしたいというサキは不安を煽り、今すぐ決めるべきだと急かす。

タマロワ
著者名:まりお 引用元:タマロワ37話

 

 

その恐怖を理解できる優奈は焦り、確かにその通りだと思い、確定要素のないまま花嫁を選んだ。

 

それは願望も含まれているのか、北川弓月だった。

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