
終末のハーレムファンタジア35話
ネタバレ感想
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エンシュウ家のボーアをマハトで虜にできたはいいが、実際に幼馴染みの夫を殺していた彼女は、えげつない性癖の持ち主だったわけで、アルクは死を望まれてしまう。
完璧な敗戦を経験させられたセリーヌは、ついにアルクの血を飲む決意をした…
「終末のハーレムファンタジア」34話ネタバレ最新話修正前35話。快楽堕ち成功も変態に通じず!女騎士の愛と覚悟!
35話
三家の領主は顔を突き合わせ、地図上に駒を置いて次は攻囲戦になるだろうと意見をすり合わせていた。
圧倒的戦力差で取り囲み、じわじわ追い詰めていけば降伏するのも時間の問題だとしながらも、たった一人、一気に形勢を逆転しかねない人材がいるのも分かっていた。
袋のトカゲ状態だが白銀級の魔導士、魔法処女のジョアンナなら一騎当千の攻撃力を発揮してくるかもしれず、ボーアはならばミウの自動防壁をぶつければいいと気軽に提案し、父であるギドゥの親心をイラつかせた。

その時、火急の知らせとばかりにカイメイアが飛び込んできた。
だが走ってきた割に笑顔なのは、捕獲したトカゲの丸焼きを是非とも食べて欲しかったからで、悪食でも無邪気な笑顔は可愛い女の子。
でも、アルゲスたちとは食の趣味が合わなかった。
これまた可愛く唇を尖らせたカイメイアは一人でがつがつ喰い始めながら、ガビアルはいつ来るんだと質問。
それにアルゲスがナーガラの包囲が完了した頃だろうというので、さすがに孫は甘やかしていることを無意識に仄めかした。
かと思えば、孫をしっかり政略結婚の駒にする根回しは広げられるだけ広げており、ミウもガビアルの嫁候補に挙がっていた。

性格の悪いシスコンと泣き虫美少女がカップル候補なら、ボーアは毒蛇女らしく、鰐女をからかって火に油を注ぎまくる。
そういう人事的な話も、全てはアルクを打ち倒してナーガラ領を奪い取ってからのこと。
三家は高々とグラスを掲げ、改めてナーガラ征伐の意思を共有した。

一方、セリーヌが抱いて欲しいと持ちかけたナーガラでは、アルクが血を分け与える意味を念のために確認していた。
セリーヌがこのタイミングで一歩を踏み出したのは、思ったよりも強かったナイルを仕留め切れなかったからで、次こそは圧倒的に潰してやるためだった。

その理由を聞いたアルクは、最早セリーヌさえ手駒の一つとしか見えず、彼女から頼んできたことに邪悪な笑みを漏らし、ありがたく受け入れた。
ベッドがある部屋に移ると、アルクはまず月の実とやらをセリーヌに飲み込ませ、間髪入れずにムードも何もなく服を脱げと指示していく。
幼い頃から傍にいた強く美しい女騎士の柔肌が露わになっていっても、闇に落ち続ける若い領主はトキメキやドキドキなど一切感じず、ただでさえ強い戦力がより強力な手駒になってくれることにほくそ笑んだ。
その時、セリーヌが服と一緒にナイフを置いたので、気になった彼が訊ねると、それは最も大切にしている思い出の品だと教えてくれた。

あの泉で泣いていた幼いセリーヌを励ましたのは、可愛い騎士見習いに仄かな想いを寄せていた頃の無邪気なアルク。
潤んだ瞳でお礼を言われた少年は思ったよりもドギマギしつつ、何気なく綺麗な装飾のナイフをプレゼントした。
ルパンがクラリスに国旗の手品を披露したときのように、今はこれが精一杯でもいつか立派な剣をあげると男気を見せてくれたアルクに、セリーヌも負けないくらいにキュンとしたのだった。

それ以来、ナイフは宝物になり、彼に剣と命を捧げると決意し、想いはずっと変わらずに来たのだ。
その思い出話を聞くまで自分がプレゼントしたものだと思い出せなかったアルクは、やっと今の自分を顧みることができた。
人を呪い、大切な人を間接的に殺してしまい、闇に落ち続けている現状。
周囲の女性を強くすればするほど、闇堕ちも加速していくのは明らかで、幼馴染みでもあるセリーヌにどう映っているのかどう変わったのかを思わず訊ねた。
ラティが忠告していたように、人を呪わば穴二つではないが、自分が周囲の人をも駒扱いする冷酷無比な外道に堕ちかけているのが分かるアルクは、正直にその苦悩を明かした。
するとセリーヌは優しく抱きしめて、自分も含めて傍にいる女性たちは自分の意思で仕えているし、アウレリアの後を追おうとするのはやめてと願った。

そのためにはここで敵を引きつけ、ウェンヌと共に逃げてくれてもよかった。



































