彼が最も心苦しいのは、美来は素晴らしくエロい女性なのに責任を感じていること。
だから朱音やマリアと翠まで快く自分を差し出してくれても、今はまだ受け入れるわけにはいかない。
それにそろそろ性欲回復実験をやめるつもりの彼は、ビンビンから送られてきた房術なるものを試してみようと考えていた。

房術奇書。
その中には漢方薬についても記されており、西洋医学で解き明かせない領域を東洋の知識で切り込んでいくつもりだった。
その頃、次は自分が陸とヤル番だと気合が入っていたのがひまわりだった。
ドキドキしながらお菓子を手土産に訪ねたのは、彼とのルート権限を握っている乃薔薇の部屋だった。

だがそんな考えは他の女子二人も同じで、既に蘭と百合愛がまったりくつろいでいて、買収品のお菓子を自分たちも一緒に食べていた。
自分のことを棚に上げて怒れるひまわりが蘭と取っ組み合いを始め、それを真面目腐って注意する百合愛といういつもの構図が出来上がると、乃薔薇は重大発表の言葉で争いを止めた。
しかし次のデート相手が誰かではなく、もっと楽しいみんな揃っての沖縄旅行の発表だった。

もちろん、非日常の時間で開放的になったところで、彼に次の誰かと一発ヤってもらおうというメイティング旅行だった。
沖縄の更にとある島のビーチに繰り出した一行。
乃薔薇は一定数にファンがいるスク水にサングラスというアンバランスなコーデで、改めて同居人たち以外でもこのビーチにいるこの中から選んでいいのだと、甘い囁きで彼の股間を刺激しにかかった。

女性への興味がバレることなんて、メイティングを推進している大統領府の後ろ盾があれば、どうとでもなる些細な真実。
彼が本気で海水浴客の中から物色し始めようとしたその時、水着に着替えて同居人たちもやって来た。
そのキラキラした四者四様のエロい姿を見たら、彼はもうやっぱり自分を取り合う彼女たちしか目に入らなくなった。

乃薔薇も厳選して選んだハウスメイトたちなのだから、担当官としても納得の彼の反応。
ビーチで水着回とくれば、まずは日焼け止めオイル塗りが定番。
一番手は蘭で胸も当たり前のように塗ってもらおうとするが断られるや否や、シンプルに背中を露わにするが、細身だからこそのくびれた腰の艶めかしさが溢れ出す。




































