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236話

神城の拳が当たる直前、轟はニカッと微笑み、つくしの先っぽのように頭を飛ばされた。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

満身創痍でギリギリ勝利した神城は、最期の微笑みの意味は満足した戦いだったのだろうと解釈し、武闘家としての感想も聞きたくなるが、最早ないものねだりなのは見た通りで、自分もすぐ後を追うだろうと覚悟した。

 

直後、激しい頭痛に絶叫が飛び出し、顔の筋肉も歪に動いてしまう。

 

このまま人間としての生が終わると感じ、ただ果たすべき役目は果たしたので、残すは後腐れを残さないことだった。

 

 

それは化物になり切る前に自分を始末すること

 

師とも言える轟に本当に最後の感謝を伝え、幸せを感じられた人生に幕を下ろそうとした。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

その時、武蔵坊弁慶のように仁王立ちで事切れた轟の腕の断面からパイルバンカーみたいな骨かドリルかにょっきり飛び出した。

 

異常な光景に硬直したのか、もう避ける意味はないと思ったのか。

 

神城はそれに頭を貫かれたのだった。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

 

倒れた神城は自分の前にもう光る道が続いていないのを見て、ここまでだと悟った。

 

そして辺りを見渡せば先に逝った消防隊員たちや蓮華らしき人影が見えたので、そっちに一歩を踏み出した途端、新たな道が伸びたのだった。

 

 

 

直後、神城は目を覚ました。

 

頭をぶち抜かれたのに傷痕もないのを触って確かめた神城は振り返り、まるっと脳みそつきの頭が転がっているのを見つけ、さすがにドン引いた。

 

頭まで綺麗さっぱり再生できる保菌者をはるかに超えた化物っぷりには、もうラッキーだなんて全く思えないレベルだった。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

犯人はここまで想定済みなのか、それが分かるのも直接訊くしかないが、轟はおそらく助けるつもりで汚染された頭をぶち抜いたのだろうと思った。

 

だから蓮華たちと会うのは先延ばしだと思い、神城はやるべきことに向けて再び歩き始めた。

 

 

 

一方、晴輝に追い詰められていたエリックだが、欠片のチョロ助から最高の進化情報が届けられたのを感じ、反撃の一発をぶち込もうとした。

 

すると晴輝はショットガンの一発で難なく消し飛ばした。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

もちろん単なる鉄砲玉ではなく、進化情報を無効化する特効薬弾だった。

 

 

感想

インフェクション234話235話236話でした。

ながみんはやっぱり活き活きしているのが一番ですね。

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