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ライムライト・レモネードジャム

86話

レジスタンスVS聖女機関の戦いを提案した藤代は、大見得を切った勢いのままに仲間たちに向けての演説も始めた。

 

この戦いに勝利すれば全て解決とはならないが、愛で人類再生を行えることが大っぴらに証明できる。

 

その第一歩が自分とさやかであり、今は囚われの匠馬も聖女側の愛しい人と愛を証明してくれるだろうと思っていた。

デスティニーラバーズ
著者名:智弘カイ 引用元:マガジンポケット

 

 

愛こそ全て、ビートルズが歌っていたように名言で奮い立たせる藤代だが、それに懐疑的な目を向ける者がいた。

 

 

 

一方、聖女機関では大童と秋穂が剣呑な空気で親しげに話していた。

 

 

パンデミックが起きてから創設されたには大規模すぎる聖女機関の起源を見抜いていた大童が知っているのは、彼の父親がウイルス研究をしていた博士だったからだ。

 

ウイルス研究の名目で聖女機関の元になる研究組織が作られ、巨大隕石に付着した未知のウイルス研究に着手すると、非童貞を化け物にしてしまうことが分かったが、人類をもう一段回進化した生物にできる可能性も秘めていた。

 

その研究に秋穂も参加していたのだが、大童父が倒れたのをきっかけになんだかんだでパンデミックが起こってしまったのだった。

デスティニーラバーズ
著者名:智弘カイ 引用元:マガジンポケット

 

 

最悪の事態に陥ったので最低限の治安維持と人類存続のため、軍事力を持った聖女機関が形成され、最近になって槍人化が完成したというわけだが、大童はあくまで父の遺志を継いで無害化を目指すつもりだった。

 

しかし秋穂たちはリア獣は取りあえず駆逐するつもりで、相容れない考えを持っていた。

デスティニーラバーズ
著者名:智弘カイ 引用元:マガジンポケット

 

 

 

ということでほぼ槍人で間違いない匠馬にも愛VS秩序が行われることを聞かされると、彼は里桜に会わせてもらった。

 

一時は餓死寸前から脱童貞まで近づいた彼だったが、里桜を抱きしめられたことで一つの決心がついた。

デスティニーラバーズ
著者名:智弘カイ 引用元:マガジンポケット

 

 

槍人としての人生を選べば安定するだろうが、それでは里桜の恋人として相応しくないと判断した。

 

彼女もそれをスッと受け入れ、戦いに臨む彼の背中を押したのだった。

デスティニーラバーズ
著者名:智弘カイ 引用元:マガジンポケット

 

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