嘆きのアリシア1巻2巻
ネタバレ感想
嘆きのアリシアのネタバレエログロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
特定の地域だけで頻発するようになったゴブリンのレイ〇被害。
しかもいるはずのない大型種に襲われたらしく、女だてらに騎士のアリシアが止むを得ない事態から調査に赴くことになったのだが…
嘆きのアリシア1巻
今日もまた一人、大型のゴブリンにレイ〇されてしまった。
ひと気のない場所に追いやられ、容赦なく前後を塞がれてパンパンドクドク注ぎ込まれてしばらく経ってからが、被害者の発見と至るのが最近の常だった。
この地は湖を囲むように発展し、孤島にゴブリンを閉じ込めることで平和を維持してきたのだが、ここ最近、二体の大型ゴブリンに女性が襲われる事件が起こっていた。
この街を守る二大騎士団の一つ、ローグス騎士団団員のアリシア・ローグスが被害者から聞き取りしたところ、ローグス騎士団の管轄地域でしか事件が起こってないことが分かった。
領主とアリシアの父でもある団長のリチャード、もう一つの騎士団団長ヘルトロス・バイゼンが会議を行えば、ローグス騎士団の怠慢ということであっさり話が進み、騎士団はバイゼンにまとめられることになりそうだった。
もちろんローグス騎士団が厳重に警備していることは団員のアリシアがよく分かっていたので、余計に大型ゴブリン二体の蛮行を見逃す理由が思いつかない。
それでもいつもと変わらず屈強な男たちに交じって訓練をこなし、シャワーを浴びるのも男たちと一緒で、エロい目で見られるのもいつものことだったが、まさに騎士気取りで視線から守ろうとするのが、バイゼン家の跡取りのライアンだった。
女としてではなく騎士の一人として見て欲しいアリシアはしかし、図体ばかりデカいライアンに好意を寄せられても全く嬉しくなかった。
そうして騎士団の娘と息子がすれ違っている頃、親父同士に決定的な亀裂が入っていた。
この息子にして親ありといった風に、ヘルトロスは我が騎士団に統合されることが決まったことで愉悦に浸り、アリシアをライアンに娶らせるのはもちろん、まだまだ女経験が浅い息子のために、まずは我が子種をアリシアに注ぎ込んでやると言い出し、リチャードを煽ったのだ。
下卑た禿げジジイに娘を侮辱されたリチャードは誇り高き騎士として許せず、ついに城内で剣を抜いてしまう。
私的な抜刀は重罪、アリシアが駆けつけた時には父は拘束されており処刑を待つ身だったが当の本人は黙して語らず、ゲスジジイの言い分ばかりが積み重なっていく。
そこでアリシアは父は騎士道に悖る行為はしないこと、警備に不備はないのに一連のゴブリン事件が人の大人程のサイズなのに目撃例が全くないのはおかしいと進言。
すると領主は孤島を調査し、大型ゴブリンがいなければリチャードの減刑とローグス騎士団の存続を約束し、存在すればその首を土産に持ち帰り、リチャードは法に則って処刑すると宣告したのだった。
父の命と誇りと騎士団存続のために船を出し、ゴブリン島に降り立ったアリシア。
深い霧が立ち込める中、本当に大型ゴブリンがいるとは信じてなかったアリシアは、まさかの本物出現と圧倒的な強さに絶望し、あっさり普通ゴブリンに組み伏せられてしまった。
しかし大型が普通ゴブリンを薙ぎ払うと、アリシアの名を呼んでまさにモンスターらしく覆い被さって来たのだった…
全てはライアン親子が下卑た欲望で画策したおぞましい計画だった。
野心、女をハメる道具としか見ないゲスさ、欲望のために人間性を捨てる下劣さ。
走れメロスが如く、アリシアは大型ゴブリンを倒して父の処刑を食い止められるのか…
3話
ゴブリン騒動の犯人がライアン親子だと暴き、制裁を下したものの父を助けられず、悪夢を見るようになったアリシア。
消えないライアンの痕跡を消そうと愛し、必死に腰を振ってくれるのが領主の息子のダイルだった。
精神的にダイルに頼りつつ、騎士団長として務めを果たしていたアリシアの目下の目的は、消えたライアンの遺体を見つけることだったが…