2巻4話
民衆のバイゼン家への怒りが渦巻く中、アリシアが身籠った噂はすぐに駆け抜け、剣士たちは悔しがり、女性たちは彼女を祝福した。
一方、父ゼフに秘密の地下空間に連れられて行ったダイルは、人語を巧みに操るゴブリンと一際巨体のゴブリンと相対した。
そして父に一服盛られた後、目覚めると快楽堕ちの罠に絡めとられてしまう…

5話
アリシアにはどこにまで行っても救いは訪れないのか。
お腹の子は本当にダイルとの子種か、それともライアンか。
そしてあっさり快楽堕ちしたダイルはゴブリンと繋がる父の命令を聞くだけの腑抜けになり、愛したはずのアリシアを謀殺に陥れようとする…

6話
男も女も民衆は本当に救いようがなく愚かだった。
ろくに真偽が分からない噂を真に受けて、あれだけ慕って身籠ったことを祝福したのに、あっという間に手の平返しでアリシアを恥辱に叩き落とす。
その最先鋒こそ結局はセック〇に溺れたかっただけのダイルであり、美しき団長を犯したいとエロい目でしか見ていなかった団員たちだった…

7話
やっと手に入ると思った幸せも、恥辱と屈辱の果てに奪われ失ってしまったアリシア。
彼女を助けたゴブリン島に密かに息づくゴブリン王は、決してアリシアを凌辱しようとしなかった。
なぜか人の営みの痕跡である廃墟集落のおかげで、最低限の生活ができたアリシアはついに普通の人間の赤子を産んだことで、母やこの領地とゴブリン島も含めたおぞましい歴史を知ることになる…

8話
この地に人が集まり、発展し、やがて一つの領主が治めるように驚愕の事実。
自身の出生の歴史を知ったアリシアは驚くしかなく、そして幼馴染みでもあるライアンが自分より背が低かった頃を思い出した。
真偽が全く分からないのに、権力者の一声で暴動さえ起こす民衆の愚かさに最後まで翻弄されてしまったアリシアは我が子を少しでも平穏な日常に与えたいがため、命を懸けた一芝居を打った。

そして物語は、幸運のノエルへと引き継がれる…
感想
嘆きのアリシア2巻にて完結です。
ゴブリンシリーズの中でも人間の醜さに焦点を当てたシリアス系ですね。
別のゴブリンへと繋がる締め、この世界観で新たな作品を期待したいです。




































