186話187話
怒号でサカキたちを止めたガモウはなぜか、一筋の涙を流した。
誰もが呆気にとられる中、インゴの王が思い出していたのはオメグミとして島外から流されてきた女が、屋根に座って楽しそうに歌っている朗らかな光景だった。

人の命があまりに軽いこの島において、その女から許すのも強さだと説かれたガモウは、アレックスの行動を問答無用で断罪させまいと、掟を破ってヨメゴを奪い取ったが、かつてそれを許せと歌った者がいると前置き、荒ぶるシマビトたちに投げかけた。
生か死か。
アレックスをどうすべきか問われたシマビトたちはただ勢いのままの殺せ殺せと喚き散らすが、生かすメリットを無視しなかったカムイの言葉で、またあっさり空気が変わっていく。

すると幹部たちも生かすべきだと同意し、そうなるとシマビトたちは瞬く間に意見を翻して生かせ生かせの大喝采に切り替えた。
ユニバーズがずっとキメポーズを維持したままの中、ガモウはちゃんと総意を得たうえでアレックスを生かすと宣言し、愛し合う二人は全く予想していなかった流れで九死に一生を得たのだった。

一方その頃、佐々木と豊橋が連れ込まれた洞窟内に激しい喘ぎ声が響いていた。
またJK二人が慰み者にされてしまったのかと思いきや、前後からチン〇で責められアヘっていたのはまさかの甲斐谷だった。

なぜ甲斐谷はここまで堕ちてしまったのか。
遡ること数時間前、洞窟の中に招待された二人を腰を落ち着けて一心地つけたが、甲斐谷は佐々木の豊満な身体を舐め回すように視姦して、さっそく欲望をたぎらせた。

そして鼻の穴を広げながらしれっと水を振舞ったのだが、それは例の媚薬が盛られた罠だった。
佐々木は何も警戒なく飲もうとしてしまうが、豊橋が嫌な気配とおぞましい臭いに気づいて叩き落とした。

最早同級生を罠にかけることなんて朝飯前の甲斐谷は、悪態を吐きながら媚薬が無駄になったことに不満を漏らすほど、最低なクズ道をひた走った。
そして二人は甲斐谷の指示でシマビトたちに拘束されてしまったのだが、犯されるでもなく甲斐谷が前後からぶち込まれてアヘっているキモすぎる光景を見せられたのだった。
何を持ってシマビトたちを言いなりにしていると豪語するのか、甲斐谷の言葉が全く理解できない二人に待っていたのは、ドクズとの結婚式だった。



































