3巻11話
カケルの娘であるキラリが平然とミソラを卒倒させたのは、家族総出で復讐をしている協力者同士でもあったからだ。
実は妻のユウカとキラリは血の繋がった本当の母娘で、カケルは二人をスカウトのような形で結婚してユウカの旧姓を名乗っている状態だった。

最初にカケルがユウカたちの復讐を手伝い一線を越えたからこそ、躊躇なく復讐の同窓会に参加できていた…
12話
カケルが用意したミソラへの復讐の総仕上げ、青い鯨ゲーム。
50日間、ミソラチャンネルの視聴者からのリクエストをクリアすれば解放するという約束をチラつかせる。
もちろんクズを許すつもりなどなく、クズに自分の罪と向き合わせ、心も身体も破壊するための長期計画の最終段階だった…

13話
助かると思って爪を剥がし、Gを喰い、体中を切り刻んだ何者でもないクズのおばさん。
最後まで嘘に気づかぬまま、パッと見では分からない程にズタボロに顔を変え、孤独に逝った。
そこでカケルはただの屍も無駄なく活用するため、残りの鬼畜共に宣戦布告の贈り物をすることにした…

14話
鬼畜グループを仕切っているのはゆくゆくは国会議員を狙っている結城で、自分たちを狙っているのは鎌田カケルだと察すると、公的反社の警察に入った力石にカケルを見つけ出すよう指示を出した。
眼球の位置が眉毛の下じゃなくこめかみの傍にある、珍しくて奇妙なポジションを取っている力石は見た目通り、警官だが悪党でもある厄介な相手。

しかも警官としては優秀で、サクサク情報収集してカケルの現在を突き止め…
15話
カケルが顔も名も変えて妻子もいると突き止めた力石は、反社よろしく夏目家に不法侵入して、まず妻のユウカを手籠めにして攫った。

誇れるのはパワーのみ、いざとなればそれでグループ内で無双できる、そんな中二的な感覚にいつまでも囚われて己を保っている離れ目の脳筋。
カケルはそんな奴が絶望するような準備もばっちりできていた…
4巻16話
見た目も中身も別人に変わったカケルの強さに驚愕した離れ目の力石は、金山という悪友と一緒に少年時代の結城キリヤを金づるの虐めの対象にしていた時のことを思い出した。
力では圧倒的な差があったからこそ虐めていたのだが、キリヤは従順なフリで油断を誘い、製薬会社の子倅で同じく悪友同士の不破と協力することで、デブガキコンビにリベンジを果たしたのだ。

そうして相手を恐怖に晒すことで暴力でも実は一枚上手なことを見せつけたキリヤは、金山を力石に葬らせることで一生裏切れない罪を背負わせた。
そして今、公権力で好き放題している力石は、また虐め抜いた相手に屈服させられようとしていた…
17話
カケルは相当に強くなったが決して敵なしではなく、離れ目犯罪者に小狡いチートを使われたら、正面からのぶつかり合いでは分が悪くなってしまう。
ただ端から、殴り合いで目に物見せるつもりはなかった。
力石用に準備していた復讐の仕上げは、装置に拘束されたり閉じ込められたりするより、絶望的な恐怖に襲われそうな演出だった…

18話
力石が熊の餌になっても、結城キリヤは笑い飛ばし、地元ではデカい企業のボンボンである不破に選挙のための地盤固めの指示を出すばかり。
むしろカケルを仲間に引き入れておけば良かったとほざく始末で、人の命を事故欲求の為の道具にしか思っていない外道の一面がまた垣間見えた。
そんなタイミングで、不破家の家業である製薬会社がライバル会社に買収されるかもという事態に陥ったのだが、それもおそらく復讐計画の一部であり…

19話
不破製薬に融資するかどうか条件次第として堂々と商談を持ちかけたカケルに対し、不破は当時の不細工の面影が全くない男が復讐者なのか疑いながらも、父の指示である接待場に招待した。
それは不破と結城が闇で荒稼ぎしている違法ドラッ〇ビジネスの一部、欲望を受け止めるだけの肉人形になった女性たちをあてがう、おぞましいアテンド事業だった。
あまりに醜い接待だが、カケルはあえて賞賛して融資を成約させ、正体まで明かしたのだが、その計算が吉と出るか凶と出るか…

20話
暴力団まで飼っている不破家は、商談相手がカケルだと確定した途端、殺し屋を差し向けた。
鍛え抜いて運動能力を爆上げしたカケルでも、事故を起こされて怪我したところに数人の殺し屋とあっては多勢に無勢どころじゃない。
それでも力石の置き土産で危機を乗り越えた後は、不破をぬか喜びさせてからのどんでん返しを用意していた…

5巻21話
極限多数決ゲーム。
数え切れない他人を不幸にしてなり上がってきた不破家にお誂え向きな、最後の一人になるまで終わらない考察する余地がない絞殺システム。

従うしかないと腹を括った悪人共はもちろん、自分が助かろうと浅知恵をこねくり回し始める…
21話②
金に権力に汚ければ家族の愛情もない、およそ現代文明人とは思えない腐り果てた家族だった。
まずは不破家長男でこの事態を招いたケイスケが槍玉に挙げられるが、ここは純粋な不破家ではない嫁が吊し上げられそうになり、子供たちも躊躇なくまず母親を最初の犠牲者に選び、夫は女として代替品扱いで切り捨てようとした。

しかし、こんなところで死んでなるものかと母は、子供の一人にカウンターパンチを食らわせることで、そいつにヘイトを集めることに成功するのだった…
22話
最初に逝ったのはカケルとは直接的に関係ない男だった。
家族だろうと、この状況の原因が長男にあろうと、誰が一族の利益になり得るかで選ぶ究極の守銭奴共。
不破はまだ変わらず、ボンボン生まれだから今の好き放題が出来ている無能で悪辣さを理解せず、被害者の感情も読み取れず、カケルを説得しにかかるが、僅かに寿命が延びただけで、醜い蹴落とし合いの末にまた家族が一人逝った…

23話
不破はどうにか自分が生き残ろうと、ルールを最大限利用して暴力団の叔父らが駆けつけるまでの時間稼ぎを両親に提案した。
尤もらしく聞こえるが、案を都合よく聞かせたいだけの訳の分からない屁理屈、それでも死の恐怖が間近に迫っている今、母親は子供が全員惨たらしく死のうとも、自分が助かりそうならそれでいいと安堵しかける。

もちろん不破は、まず母をハメるつもりの提案だった…
感想
復讐の同窓会でした。
教師の対応をちょろっと描いてる辺り、旭川の事件を皮肉ってるのかと感じましたね。
政府も国会も大企業も腐り切ってる社会で、教育委員会や学校だけ清廉潔白でいろなんて不可能も不可能、犯罪者も復帰できるし〇リコンホイホイな環境ですからね。



















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