
サタノファニ270話271話272話
ネタバレ感想
サタノファニのネタバレ最新エロ画像(raw/pdfは危険)、感想、配信サイトを紹介。
圧倒的な桐生に打ち負かされたメデューサたち。
女医が静かに逝く中、小夜子にも死が訪れようとしていた…
270話
走馬灯にしてはゆっくり穏やかで、昔を夢見る小夜子は自分が殺した一人が現れて驚くしかないが、すぐに悟った。
今にも事切れそうな自分を迎えに来たのだと。
夢の中でもなぜ自分が死にそうになっているのかちゃんと分かっているから、千歌を庇ったのなら本望だった。
愛した人を殺させてきたメンゲレの狂気、それに打ち勝ったと証明できたのだから。
すると他にも自分が手をかけた二人が現れ、僅かな可能性を信じたくなる。
もちろん殺された人が殺した相手を迎えに来たのなら、それは憎しみ以外にあり得ない。

小夜子としてもメデューサとしても多くの経験をしてきたからこそ、もう許されざる罪の重さを理解できた。
だから3人は地獄に突き落とすためにやって来たのだと思い、その憎しみをちゃんと受け止めるのがせめてもの贖罪だった。
一方、ギリギリで生き延びた桐生だが重傷には違いなく、ぐちゃぐちゃの右半身に苦労しながらどうにか階段を下り切っていた。
そこに悪の手先の秘書っぽい糸目の三上が駆けつけ、肩を貸して車へ。
それと入れ違いに到着したのがヘリコプターで飛びつけた何者かで、おばちゃん信者が現場に急かした。
小夜子を救おうと知花が心臓マッサージをしていたその時、ドタドタと駆けつけたのがかつてのクソ敵で今は協力関係の龍野だった。

別室で体液まみれになっていたカレンがひよ里に、バトル前に助けを呼ぶよう指示していたのだ。
とりあえず女医はもうアウトなのを確かめて、次にヤバイ小夜子にAEDの準備をしながら何があったのか状況を訊きだす龍野。
大罪人のマッドサイエンティストでありながら、まともな医者らしいこともできる龍野の見立てでは、息を吹き返すかは五分五分の状態。

そうしてギリギリの戦いが続いている中、夢の中の小夜子は憎まれているはずの3人からベタベタくっつかれて取り合いされるハーレム状態で、何が何やら戸惑うしかなかった。
これが小夜子の単なる願望なのか、彼女たちの魂が小夜子を救いに来たのかは分からない。
ただ彼女らに小夜子への憎しみは全くなく、愛と感謝でいっぱいだった。
いや、今でも愛する気持ちは変わらないのだと、満面の笑みで伝えてくれた。

ならば尚更申し訳ない小夜子は泣いて謝り、ただメンゲレに支配されるだけだった頃を悔いた。
ただ彼女たちも今を生きる小夜子や他のメデューサたちを思いは一緒で、憎むべきは歴史上の殺人鬼であり、それを植えつけた黒幕組織だと。
小夜子はまだ死ぬべきじゃないと思って、愛と憎しみの天使となり魂を押し返しに現れた3人の被害者。
単なる死に際の妄想なのか、浮かばれない彼女らの想いがずっと傍にいたのか。
現実で小夜子を生かそうとする電気ショックが華奢な胸を強く揺らした。






































