
インゴシマ245話246話247話248話
ネタバレ感想
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犠牲者を出しながらも、刺客の襲撃を抑えて捕えた啓太たち。
そうこうしているうち、儀式のためにガモウ一行がやって来た…
245話246話
シマビトが目指す場所は視界に捉えられ、日の出が迫って焦り出す。
彼らが恐れるカムとは一体、何なのか…
ここで一戦交えるつもりはないようだが、剣呑な空気が張り詰める中、どれくらいぶりなのか啓太とガモウの視線がぶつかった。

視線がぶつかるとは真っ向に立ち塞がったということ。
啓太はバリケードを築き、ガモウ一行の行く手を阻んだ。
それこそ、この機に脱出のステップを進める必要があるからで、奴らを通すわけにはいかなかった。

マイルは意味が分からないが、トランシーバーで連絡を受けていた高崎は温泉組の中で先んじて事態を把握できていた。
ガモウからすれば嫁を奪い取ったオゴメという最下層の人間。

それが偉そうに見下ろしてくるのだから怒りが沸々とぶり返すが、啓太も気圧されることはない。
それでも王として最低限の敬意を持った言葉遣いで刺客を捕えたことを伝えると、捕虜たちの忠心は戦国時代の如く義に厚い。
啓太はガモウの理解が早くて助かるので、こちらへ危害を加えればチオモの命はないと脅しをぶち込んだ。
覚悟を決めた啓太の思惑が理解できず、誰よりも焦るのはマイル。
一枚岩ではないとはいえこれでは完全な裏切り者、真っ先にブチ切れたのはサカキで、チオモを攫った奴らを助けたことに言い訳の余地無しと断罪し、素早く死刑に処そうと柄に手をかけた。

その殺意は十分にマイルに伝わり、身体がちょん切れるイメージがありありと思い浮かんだ。
ギリギリで止めたのはガモウの一喝、まだちゃんと冷静に話しを聞けるのは王も臣下も同じ。
そしてガモウには忌々しい相手だろうと、コリオと拳を交えてした約束を反故にする訳にはいかない。

カムノツルギ。
コリオのプライドのために啓太の策略に目を瞑るのか否か、その鍵を握っているのはここに来て高崎になるようだった…