
インフェクション51話ネタバレ感想
きららのストレートな告白に、誠心誠意応えた晴輝。
保菌者騒動が嘘のように静かな夜空の下、裸の二人の距離は0になる。
51話 愛ゆえに
お互いのあそこを見ながら、そろそろと近づいていく。
もう挿入する寸前、晴輝はふと脳裏に別の光景が浮かんだ。
それは、かつてきららが見せてくれた、屈託のない笑顔だった。
一気に腰を突き出した晴輝。
きららは痛みに涙がにじむが、夢に見た幸せを感じていた。
蘇った香里は東京にいた。
クレープを食べ歩きながら、今回の保菌者騒動の黒幕は誰なのかと考えを巡らせつつ、兄たちのことを心配していた。
保菌者騒動は、最早隔離地域を飛び越えて、外の世界にも多大な影響を与えていた。
すっかり明るくなり、事を終えた二人は少しでもすっきりしたくてタオルで汗を拭いていた。その時、晴輝は今更ながら、なんでTバックなのか訊いてみた。
もうヤッた仲だしときららは語り始めるが、晴輝の視線はきららの乳首に集中し、頭の中はきららとの一夜を思い出していた。
きららの話を聞きながら、挿れた途端に発射してしまった初体験を振り返る晴輝。
きららの話を聞きながら、彼女に慰められた途端、あっさり復活し二回戦目に突入したことを振り返る。
きららの話を聞きながら、身をくねらせてよがるきららを思い出し、3発4発なんて平気だったついさっきの出来事を振り返る。
尻を突き出してぐったりしているきららを見て、もう一発したくなったところを振り返っていた時、きららの話は終わりを迎え、最高の笑顔と最高の告白で締められた。
セックスの感想を訊かれ、正直に最高だったと答えると、きららも同感だと返した。
それはそれとして、今夜はらぎ姉ともするのを勧めて、空気が悪くならないよう配慮するメンタルの強さも見せる。
その時、穏やかな朝を壊す着信音が鳴り響いた。
電話先からは赤ちゃんの泣き声がうるさくて、なかなか聞き取れなかった。
泣き声の合間を縫って、紗月はこれから一人でメットを倒しに行くと告げた。
詳しい状況を話す暇もないらしく、焦りと覚悟を滲ませた声で、赤ちゃんは命に代えても守るから、自分に何かあっても助けて欲しいとお願いした。
赤ちゃんを前に抱っこし、残り3発の銃弾を手に隠れていた家から外に出た。
泣き止まない赤ちゃん自身に守りきることを誓い、五月雨紗月はメットに立ち向かおうとしていた。
感想
インフェクション51話でした。
初体験が野外プレイで複数回やるなんて濃過ぎ。生命の危機を感じると、子孫を残そうと遺伝子が働きかけるとは有名な話ですが、まさに本能のまま欲望のまま繋がった二人でした。
次回からは紗月編かな。