二人目の復讐者
扉のロックが解除され、榊が入ってくるのと同時に何人かが飛び出した。
事情を聞いた榊は、まずは裏切り者を見つけて暗示を解明する方が先決だと言ってホールに残るよう説得し、カードを探しに行った何人かを連れ戻しに走った。
著者名:近藤しぐれ 引用元:シグナル1002巻
幸先良くカードを見つけた糸目の村瀬を連れ戻しカードも奪い返したが、彼はもう一つ懐に忍ばせていて、それでいじめグループの一人の佐々木を実験台に指名してしまった。
A「ハサミで髪の毛を切る」
B「ハサミで制服を切る」
彼女はAを実行したがそれは本物の合図で、自分の手首を切り刻んで死んでしまった。
村瀬は自分が死に追いやったことで号泣して後悔した。まだ完全に狂気に飲まれていたわけではなかったのだ。そんな彼を見て、樫村はさらに強くゲームには参加しないと強く思った。
榊は再び連れ戻しに出て行った。その後を朝比奈が追いかけ、暴力で連れ戻すのは樫村さんも望んでいないと諭し始めた。
説得しにきたのかと思った直後、榊はスタンガンで気絶させられてしまった。
著者名:近藤しぐれ 引用元:シグナル1002巻
どこかに引き摺られていく榊。
下僕の協力者は朝比奈だった。
「早く灰皿用意しな」と書かれた封筒を見つけた園田。その言葉が、かつていじめていた朝比奈に吐きつけた言葉だと思い出した瞬間、その朝比奈が背後に立っていた。
下僕はいじめられて行き場を失っていた朝比奈に共感したのか、項垂れていた彼女に復讐のチャンスを与えたのだった。
朝比奈は園田からカードを奪い、ホールに連れ戻した。
そして怯える同級生の前で、これはずっと苦しめ続けた園田、佐々木、三井、見て見ぬふりをし続けたC組全員への復讐だと打ち明けた。
実験内容は、全て3人がしてきた胸糞悪いいじめの内容だった。
さっそくいじめ犯の一人、三井が選択を誤って命を落とした。
今度は全員がカードを探しに飛び出して行った。
しかし、樫村だけは何があっても自分から人を殺すようなことはしないと固く誓い、心も身体も疲れを感じながらフラフラと屋上に出て行った。
すると、物置の扉が開いた隙間から、人の足が見えた。
急いで見に行くと、手足を縛られた榊だった。
目を覚まして解放された彼は朝比奈を拘束し、力づくで本物の合図がどちらか訊き出した。
著者名:近藤しぐれ 引用元:シグナル1002巻
それでひとまず園田はまた二分の一の確立で暗示を回避できたが、彼は朝比奈同様、園田にも冷たい視線を向けた。
地獄の二択と新たな参戦者
朝比奈に正解を吐くよう同意させたが、残りの実験は全て園田が実行しなければならなくなった。
次々見るに堪えない実験が繰り返されるが、それと変わらない苦しみを朝比奈に与え続けたのもまた園田だった。
弱い者いじめする腐った女でも、好きな人はいた。その相手から指名された実験は、バイブを3分間使用するというものだった。
辱めと暴力で傷を負い続ける園田。
暗示の外にいる榊は、生き残る者を非情に選択する。
だが、全員が助かる最善の策も考えついていた。
ボーナスタイムをクリアし、カードの枚数に足りないあぶれた生徒を助かる抜け道を披露し、喚起に湧くC組。
しかし、彼の奇策を朝比奈は嘲け笑った。
著者名:近藤しぐれ 引用元:シグナル1002巻
死々累々のデスゲームに希望と絶望を感じていた生徒たちが知らないところで、彼らと同じように巻き込まれた教師たちが、自分たちのために生徒を殺しに学校に戻って来ていた。
感想
シグナル100でした。
面白度☆8 復讐度☆10
朝比奈なのは割と分かりやすいかと思います。急に前に出だしてから問題が起きれば、大抵そいつが犯人という、そのままシンプルな使い方でしたね。
黒板消しで顔を押し付けて死んだのはちょっと意味がわからないですけど、ギャル風いじめっ子が処女だったのは、いい盛り上げになってると思います。
[ad#co-4]





































