
ハンツートラッシュ11巻
ネタバレ感想
萩原の肩の様子が気になって仕方ない浜路は、速水の異変に気付かないまま先輩ばかりに視線を送っていた。
そして嫉妬して悲しそうな速水に気がついたのが、今まで目立ってこなかった堀口だった。
嫉妬する女と恋するデブ
階段で躓いてこけていた速水の短いスカートの中から、白い部分が見えて顔を低くしようとした時、速水が起き上がって残念。
大丈夫ですと笑顔を返すが、やはり歩くのも厳しいようで保健室まで付き添った。
萩原を病院の前で待っていた浜路。
下された診断結果は回旋筋腱板の炎症で、要は肩の使いすぎらしい。
部活はしばらく休めと言われたのだが、須磨大の監督が見に来る試合を休む訳にはいかないと言って彼女は折れなかった。
手が離せない保健室の先生の代わりに、おんぶして速水を送っていた堀口。
背中に感じる巨乳の感触にヤル気を出すが、女の子一人と背負って歩くのは、なかなかハードでコンビニで休憩することに。
テーピングが外れかけているのを直してあげようとすると、目の前には再びスカートの奥の白い景色がチラチラ見えた。
そうしているうちに足首の痛みが大分引いたらしく、速水は一人で立ち上がって歩き出す。
しかし、振り返って相手が下心いっぱいの偽善だったことなど知る由もなく、素直にお礼を言ってくるものだから、堀口はその笑顔にやられてしまった。
コンビニで借りたハンカチを返しそびれた堀口は、自分の汗をかき消して香るいい匂いに、浜路を捨てて自分を誘惑する彼女を淫らに妄想し、その日の処理をした。
次の日に学校で返そうとしたが、浮かない顔の速水に声をかけられず、能天気な浜路にはイライラが募る。
部活にも出てこなかったので浜路に訊くと、調子が悪いと聞いているようで、いても立ってもいられずトレーニングルームを飛び出して探しに行った。
重たい身体を揺らして走り続けた先で、お馴染みの土手に佇む速水を発見。
しかし足が痛む訳でもなくて一安心したが、空回っている自分が恥ずかしくて思わず汗を拭いたら、それが速水に返そうとしてたハンカチでグダグダな堀口。
でも彼女は嫌がりもせず、彼の汗が染み込んだばかりのハンカチを受け取った。
そのいい子ぶりに、彼はまたハートを鷲掴まれてしまう。
しかし、結局休んだ理由は教えてくれなかった。
それでも、浜路が萩原を気にしている間に、堀口は速水を奪うつもりでほくそ笑み始めていた。
それから堀口の頭の中は、速水でいっぱいになっていった。
痩せようと多少の努力をしたり、一年の教室の前を用もないのに通ったりと、すっかり恋する男子だった。
浜路が相変わらず萩原を気にしているのを好機と思い、プールから出て行った彼女の様子を見て来るように浜路に指示して、二人の距離を近づけようと画策。
その後もプチストーカー状態の彼は、図書館にいる速水のところへ偶然を装って会いにいき、ささやかな笑顔を引き出して、幸せを感じていた。
浜路はすれ違い気味の速水のことが気になってはいたが、最近顔も見ていないので、どうしても萩原の怪我に意識が向いてしまっていた。
傍から見ればイチャついているように見えなくもない二人を見かけた寺田は、美好を誘おうとして断られた水球日本代表の観戦チケットを、泣く泣く仲良さげな二人にプレゼントした。
試合会場に入る前の階段で萩原のパンチラを見て少しドキッとしたら、自分たちとは桁違いの試合を観ている最中も、彼女のことが気になった。
試合が終わった頃にはすっかり暗くなっていたが、レベルの高い試合を観て二人のテンションはかなり上がっていた。
水球の本を探すために一緒に出かけて以来の二人きりのお出かけ。
自然と駅に向かおうとするのに、どうしてか彼女は名残惜しい気持ちになっていた。
そう言えばお腹の音で何も食べていなかったことに気付き、大事な試合を控えていることもあって、軽くコンビニの中華まんで腹を満たすことにした。
あまり歩きながら食べたことのない萩原は、はしたないと思いながらも一口食べると、いつもよりおいしく感じられることに感動した。
観戦中のテンションがあり余っている浜路に連れられて、今度はバッティングセンターへ。
一発も当たらない浜路とチェンジしてバットを構えた萩原は様になっていたが、握り方が逆なほど野球には疎かった。
一回も打ててない浜路がしゃしゃり出てきて、後ろから補助してくれて鼓動が高鳴る萩原。
そのおかげか、やっと一発打ち返せて二人で笑い合った。
初めてのバッティングセンター。
一緒に一発だけ打ち返せた白球。
手を繋いで駅までの道を走った。
フッた相手とフラれた相手なのに、同じように楽しいと感じていた。
浜路が寺田にチケットのお礼がてら美好にフラれたことをいじった後、萩原もやって来た。
昨日遅くなったのは、親の帰りが遅いから大丈夫だったと話すと、彼が「良かった」と笑顔を返してくれ、それに思わず顔が熱くなる萩原。
気を取り直して、新しく作った練習メニューを彼に見てもらうが、やっぱりしっかり休んで怪我を治して欲しいと言われてしまう。
今無理をするより、今後のチャンスに万全で臨んで、またカッコいい姿を見せて下さいと説得され、彼女はついに彼の言葉を素直に聞き入れたのだった。
そして思わず、また相談に乗ってね?とお願いしていた。
怪我で調子が悪い事を寺田に報告して、部員全員に次の試合は萩原が欠場することが伝わった。
これで少しスッキリした浜路だったが、ずっと部活にも出て来ないし連絡してもそっけない速水が気になっていた。
そんな時にトレーニングルームをそっと覗いているので声をかけようとしたら、慌てて逃げていく彼女に苛立ちが募り始めていた。
速水は完全に素直になれずにいた。
顔を見れて嬉しかったのに、もう嫌われて萩原と仲よくしているんだと思い込んでいたのだ。
堀口は虎視眈々と速水にアプローチするため部活をサボり続け、今度は映画デートに誘おうとしていた。
そんな時、速水は浜路と真野が一緒にいるところを見てこっそり後を尾けた。
二人の会話から、萩原が肩を痛めていることに気付いた真野が、浜路に彼女のことを気にかけるよう頼んでいたのだと分かった。
勘違いして勝手に嫉妬していただけだと分かった速水は、その場から逃げ出しながら、バカな自分を責めて彼に謝ろうと思った。
髪型をきめてチケットを握りしめていた堀口を見つけた速水は、大切な友達に謝りたいけど勇気が出ない時にはどうしたらいいですか?と相談した。
まさか浜路のことだとは思わない彼は、頼れる先輩を気取って、ちゃんと覚悟と誠意を持って謝れば伝わるだろうとアドバイス。
その言葉に勇気をもらった速水は、お礼を言って一目散に駆け出した。
堀口は引き止めようとしたが、その前に中島に捕まってしまい、部活へと強制連行させられていく。
そのままズルズルと部室前まで連れて来られたその時、浜路と速水がキスしているところを目撃してしまった。
叶う可能性が限りなく低かった彼の恋は、儚く散ってしまったのだった。
ムチムチな速水
また仲良く一緒に登校し始め、部活にも復帰した速水。
しかし、彼氏の浜路はもちろん、水球部男子部員も彼女の身体が以前よりムチムチになっていることに気がついていた。
ゲス男子たちは隙あらば彼女に近づき揺れる胸を凝視し、水中から股間の食い込みを穴が開きそうなほど見つめていた。
その翌日。篠崎からも少しボリューミーになったんじゃない?と言われ、ようやく最近よく視線を注がれていることに気がつき始めた。
それで改めて自分の水着姿をチェックしてみると、明らかに肉がついていたのだった。
このままだと彼に嫌われて、本当に萩原に取られてしまう。
そう思って朝食を抜き始めたが、テレビのアンケートで圧倒的にムチムチタイプの女性の方が好みだとの結果を見て、あっさりダイエットを中止。
と言っても、当の浜路の好みを確かめる必要がある。
そこで先に待ち合わせ場所に行って、密かにスカートの丈をかなり短くしておいた。
腕も組んで身体をくっつけたが、いまいち視線や表情の変化が分からなかった。
でも部活で水着になると、男子に見られている事がよく分かった。
浜路の方を見てみると効果覿面で、他の男子以上に見つめていて、大きく勃起したアレが水着から飛び出すほどだった。
恥ずかしいが、自分のムチムチな身体に興奮してくれている証拠だった。
だからその日の部活が終わった後、皆が帰ったであろう時間を見計らって彼に抱きついて、ちゃんと見てくれている事が嬉しいと伝えた。
浜路はまたみるみる勃起して、彼女の腹に押し付けながら、尻を思いっきり掴んだ。
思わず声が漏れた速水。
まだ萩原が残っているのに気付かず、水着をズラして大きく成長中のおっぱいを曝け出した。
感想
ハンツートラッシュ11巻でした。
面白度☆7 恋愛度☆8
今回はエロ少なめで、恋愛模様が強かったですね。
まあ堀口はしょうがないですが、変にこじれずに済んで良かったです。
萩原が確実に浜路を好きになっていっていますが、略奪愛をするような駆け引きはできないでしょうし、浜路がどれだけ揺らがずにいられるかですね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/19906



































