
巨蟲列島19話ネタバレ感想
巨蟲列島5巻19話のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
漁船は巨大化したフジツボにより沈没させられていた。
やはり巡視船を使うしか手はなくなり、再び船着場へ引き返す睦美たち。
しかし、大ムカデが船に巻きついていた。
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19話
巨大な昆虫たちに支配されたこの島に漂着して4日目。
多くの仲間を失いながらも、ようやく助けに来てくれた巡視船も大ムカデに襲われ、猟友会メンバーもあっけなくただの肉塊にされてしまった。
そして、人間たちを捕食して満足した大ムカデは、その場から立ち去っているはずだと睦美が予想したのに反し、大ムカデは巡視船を襲っていた。
本来なら、食後のムカデはすぐに暗所へ移動するはず。
しかし、巡視船に巻きついている様子からして、おそらく積まれている燃料や火薬の香りをメスが出すフェロモンと勘違いして、交尾をしようとしているかも知れないと、彼女は推測してみせた。

絶望的な状況に思われたが、睦美は一つの作戦を思いついた。
ムカデを燃やすと仲間が集まってくる習性を利用して、あの大ムカデを巡視船から引き離そうと言うのだ。
ムカデが巣を作ると言われているのは、繁殖時期になると成体が集まり、卵が孵るまで数ヶ月間守り続ける様子から、それを昔の人が巣と呼んでいた。
そして、繁殖時期のムカデを燃やすとフェロモンが漂い、近くに潜んでいる異性個体を引き寄せるのだと言う。
どういう理屈で大ムカデを動かすのかは分かった美鈴は、やはりどこまでも居丈高に具体的にはどうするんだ?とせっつく。
あの大ムカデにどの種類のフェロモンが有効なのか分からないため、できるだけ多くのムカデを集めて一斉に燃やす必要があると睦美は説明した。

やることが分かって美鈴は気合を入れるが、リスクがないわけではなかった。
あの大ムカデが反応するのなら、他の巨大化したムカデを引き寄せてしまう可能性もあるからだ。
しかし、行動しなければ巡視船が沈むのを待つしかない。
千歳の提案で、巡視船から救命ボートを奪取する班とムカデを燃やしておびき寄せる班とに分かれることにした。

上条は怪我を理由にここで待つと偉そうに言い、怯え切っている鈴木が彼と共に待機することになった。
睦美は念のために松明で蓬の葉を燻して、簡単な虫除けを準備して、できるだけ動かないように二人に言い含めた。
上条はそれでも気休め程度にしかならなそうなその対策に唾を吐き、美鈴に自分の世話をするよう命令するが、あっさり銃口を向けられて拒否される。
あれだけ中城のことで睦美を逆恨みしていた青山は、急に睦美に擦り寄って、今までごめんなさいと謝って和解を申し入れてきた。

それを単純に信じた睦美は、感動の涙を流しそうになる。
そして、メンバー構成が決まった。
救命ボート奪取には涼子、おやっさん、甲斐。
待機組は上条と鈴木。
それ以外がムカデを捕獲して燃やす役目を担った。

睦美は一先ず、船と距離を取るためにその場を離れることにした。
そういえば、ムカデは巨大化しているのにゴキブリがしていないことを美鈴は疑問に思った。
それに睦美は、ゴキブリの仲間が既に巨大化を選んだからだと説明する。
その肉食で俊敏さを強化した仲間とは、カマキリのことだった。

巨大化することで種を繁栄させてきたカマキリ。
今はムカデのテリトリーにいるから、巨大化したカマキリがいたとしてもすぐに遭遇することはないはずだった。
しかし、それは今の時期のカマキリが幼体だからで、成体になればあの大ムカデにも勝てるかも知れなかった。



































