
復讐の未亡人20話ネタバレ感想
家を悪魔が乗っ取って破壊された凛。
事情を知った蜜はかつての自分の話をして、復讐を焚きつける。
今度は自分があの時の叔母の立場になって、協力してあげると言った。
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20話
期せずして蜜と知り合いになった凛。
煮えたぎる勝浦への憎悪を吐き出し、蜜の過去の話も聞いて希望を見出した。
火事で焼け出されてから凛は初めて学校に登校しようとしていた。
いつもの通学路を歩いていると、不意に後ろから声をかけられた。
振り向くと、大柄でいじめを身上としているようなみーと、その横に仲良しの萌愛がいた。
みーは凛の不幸を知っていながら、傷口を抉るように話しかけた。
弟が夜に一人で出歩いて、電車に轢かれて無残に死んだことをあげつらい、小さな子供が夜に一人で出歩くのはおかしいし、虐待から逃げ出してそんなことになったんじゃないのと、悲しみに追い討ちをかけてやるつもりで訊いた。

すると凛はホロリと涙を流し、その通りだと答えた。
新しい父親が来てからおかしくなって、自分も酷い目にあった。
人知れず苦しんでいたのを見つけてくれたことに感謝した凛は、みーの家も一緒だもんねと、同情の目で見返した。

しかしみーは図星を指されたのか慌てて先に行ってしまった。
凛はみーの背中を見送っていつものケロッとした表情に戻り、萌愛に久しぶりと言ってゴタゴタでしばらく連絡もしなかったことを謝った。
そして次に、近くを歩いていた小菅に声をかけた。
彼は何かと凛にちょっかいをかけて嫌がらせをしている奴だったが、凛の家の火事の延焼で彼も焼け出されていたのだった。
彼は急に話しかけられて身構えるが、火事に巻き込んでしまったことを素直に謝られると、どうにも調子が狂って敵対心は消えてなくなり、むしろいつもとのギャップに驚いてほんのり顔を赤くして、気にしていないと答えた。

小菅は凛の登校に合わせて、また嫌がらせをするつもりでみーにも言っていた。
まさか教室に着く前から謝られるとは思ってなかった彼は急いで教室に駆け込み、既に凛の机に落書きをしていたみーに消せと命令した。
しかし、油性ペンで書いていたせいで彼らには消す方法が分からず、どうしようか迷っている内に凛も教室に入ってきた。
凛がみーや小菅に急にしおらしい態度を取るようになったのは、密の指示だった。
社会的な生活を営むなら孤立して得することは少ないと諭し、嫌いな相手でも駒と思って利用するつもりで仲良くするなら、きっと優しくできるとアドバイスしていた。
凛はその言葉を胸にしまい込んで、尖っていた気持ちを押し込めて丸くしていた。
凛が教室に入ってくる直前で、落書きされた机はみーのものにされた。
みーはまさかの事態に言葉を失い、自分で書いた言葉が誰かに書かれたような気さえして、成すすべなく机の前に立ち尽くしていた。
すると、凛がアルコールランプを手に近づいてきた。
そして雑巾にアルコールを染みこませて、机の落書きを消し始めた。
みーは複雑な気持ちでそれを見ながら、どうして自分の家のことが分かったのか訊いた。
単なる勘だと返されたが答えはどうでもよく、誰かに聞いて欲しくなってみーは話し始めた。



































