7話
結月と夫の育雄は相変わらず仲良く、対戦ゲームで白熱していた。
熱戦の末、勝利した結月は勝鬨をあげてから火照る身体を冷まそうと胸元をパタパタして谷間を見せつけ、これみよがしに誘いをかける。

しかし育雄は既読無視の如くスルーし、再戦を挑んだ。
共同生活は文句なさの仲良し度だったが、二人は延べ3年のセック〇レスに及んでいたのだ。
以前、結月が思い切って性生活の無さの悩みを打ち明けたら、育雄はEDになってしまっているのが自分に問題があると認め、病院にまで行ってくれていた。
その診断結果をまだ結月が聞かされていないまま、今夜、彼女に宅配が届いた。
それはレイの家に遊びに行ってノリでポチッたオナニーグッズのローターだった。
オナニーして何が悪いのかと思っても、レスが辛いと打ち明けておいてちゃっかり道具まで使って処理しているとは思われたくない結月は、使う前に隠蔽を考えた。
しかし、家事力の高い育雄相手では、捨てても隠しても家の中は安心できない。
結局深夜まで待って育雄が完全に寝た後、静かに外に出てマイカーに入り、取りあえずレイに報告した。
車の中も両親を乗せることがあり、この世で一番見つかりたくない相手。
しかしレイは結月の焦りよりも、セック〇はお互いを気持ち良くさせ合うものだという基本を改めて伝えた。
自分の悦ぶ姿が魅力的に映るのなら…
結月は下腹部に隠していたローターを取り出して電源を入れ、周囲に目を配り、できるだけ身を隠しながら一番クル部分を探り探りローターを下から上げていく。
そして、ショートパンツの上からでもクリに当たる振動の凄まじい快感に一瞬でイってしまい、夫への罪悪感がこみ上げた。

その高揚感のまま玄関に入り、靴棚の中にローターを隠すことにした。
翌日、秋祭りの自治会に出かけた育雄は、妻の不満や苦しみに気づけず離婚を言い渡されてから随分痩せた勝基が、今になって自分のクズさ加減に気づいたという告白を聞いていた。
そうしてやっとどれだけ妻に対して横暴だったが顧みた友人のアドバイスは、育雄にもハッとさせられるものだった。
だから勝基の勢いを借り、セック〇の経験値の乏しさ故、自信がなくて妻相手にも尻込みして勃起できずにいる現状を打ち明け、ある相談を持ちかけた。
その頃結月は、実家に戻っている和子の犬の散歩に付き合い、お互いどこにローターを隠したか暴露し合っていた。
離婚してスッキリした様子の和子の目下の目標は、資格取得と就職、そしてバイクの免許を取って一人旅だったが、誰にどんな経緯で影響を受けたかまではさすがに話さなかった。
我慢だらけの結婚生活では思いつきもしなかった目標に目を輝かせている和子は、夫婦という言葉に縛られてただ犯されるだけのセック〇を顧み、改めて気持ち悪いと思っていたんだと打ち明けた。

愛が憎しみに変わるような和子の言葉は結月の中で、育雄が実はセック〇なんてしたくないんじゃないかという恐れに変わった。
だから、育雄に嫌われてでもしたいとは思えなかった。
レス生活の長期継続さえ覚悟して結月が帰宅すると、玄関で正座して待ち構えていた育雄の膝元に、隠していたローターが鎮座していた。
ついさっきの嫌な予想がさっそく実現したのを察した結月は、嫌われたくない一心でもう一生セック〇できなくてもいいと宣言した。
しかしそれは早とちりで、目の前のローターは育雄が買ってきた奴で、結月のはちゃんと自分のブーツの中に入っていた。
違う目的でお互いアダルトグッズを買った恥ずかしさに包まれながら、勃起不全は精神的問題だったと明かした育雄がせめて気持ち良くしてあげたいと言ってくれるので、結月はせっかくだから指じゃなくて使おうと答えた。

久しぶりのキス。
二個使いで胸と股間にソフトタッチされるローター。
一番感じるところに声で誘導した結月がビクビク感じ徐々に足を閉じていくと、またグイッと開かせた育雄はそこだという一点に振動を与え続ける。
そして腰を浮かせるほど妻がイった瞬間を、本当に久しぶりに目の当たりにした。

ショーツにじわりと染みができ、ぐったりしながらこんなにイったのは初めてでめっちゃ見られてて恥ずかしいと真っ赤になる結月。
その姿に興奮しない男は男ではなく、気づけば育雄の股間は怒張していた。
二人同時に肉棒の硬直化に気づくや、急いで下着を脱いでささやかな愛撫をし、萎えないうちに愛の営みを成功させたのだった。

こうして二人はレス生活から抜け出すことができた。
そして次は、年齢差夫婦の年下エロ画像流出妻、レイの番だった。



































