2巻
晴れて梓の仕事が決まってみると、馬場は自分のミスも有耶無耶になったこともあり、あり合わせでもパッと夕食を作り歓迎した。
ただ、見た目通りというか噂好きのおばさん気質らしく、会長が男を毛嫌いする理由をペラペラを喋り始めた。
曰く、女遊びがお盛んだった旦那に病気を移され、手術をするほど大変な治療をすることになり、仕事にも支障が出て完全に男を信用できなくなったという。

ただ、運転手の吉村だけは耳が聞こえず話せず、しかも男の象徴の陰茎を事故で失っているから例外らしかった。
梓も安心してもらうため、彼女もいるし女子力も高いし他の女性に興味はないから安心して欲しいと答えた。
直後、噂の会長が音もなくダイニングに入って来た。
もう梓を毛嫌いするような態度は取らなかったが、お喋りの馬場にはペラペラ余計な話をして梓を気疲れさせるなと釘を刺した。
何も悪くない梓は気まずさを抱えながら用意された部屋に入ってすぐ、言われた通りにドアに犬の絵がある方の浴室を使わせてもらい、湯舟に身を沈めて息を吐いた。
長旅にトラブルにと疲れが一気に押し寄せ、ウトウトしていると、カーテンの向こうでシャワーを使い始めた音が聞こえ、ハッと意識が覚醒した。
そっとカーテンを開けると、プリっとした形のいい美尻に張りつめた乳房にピンクの乳首に長い黒髪。

明らかに会長が一切の接触を禁じた娘のどちらかだった。
そんな時に馬場がバスタオルを持って入ってこようとするので、梓は大きな声でちょっと待ってと言うしかなく、娘さんにカーテンを開けられ、数十㎝先に初々しい陰部が見えた。
ただ娘さんは騒がず静かに湯舟に浸かり、馬場に見つかってトラブルを起こさないつもりなのを意思表示してくれたので、馬場は長居せずに出て行ってくれた。
梓をおじさんと呼ぶ大胆な娘さんが朝比奈諒と自己紹介するので、彼も目線に困りながら女性みたいな名前を教えてあげた。
逆に男みたいな名前の諒はジッと彼を見つめ、母を助けてくれたお礼として背中を流しましょうか?と提案しながら四つん這いでにじり寄った。
梓は理性を保って断ると、マイペースを崩さない諒は二の腕の血管に触っていいですかと訊ね、悩まし気な表情のまま更に近づき、指先で血管をくにくに押し、二の腕全体もむにむにと触り始める。

梓は唇を噛みしめるが、結局無警戒な美少女の裸体で股間がマックスに反応してしまった。
その時、まだ廊下にいた馬場は浴室からの話し声と可愛い柄の靴下が落ちているのに不信感を抱き、いきなり浴室のドアを開けて梓を呼んだ。
彼が反射的に立ち上がって返事をしたせいで、諒は数十㎝先にそそり立った状態の男の象徴を見た。
馬場が他に誰かいるのか怪しんで踏み込んでくるのと同時に、諒は好奇心に従って梓の肉棒をしっかり掴んだ。

予期せぬ刺激で驚いた梓は足を滑らせ、湯舟から転げ落ちてカーテンから飛び出した。
当然馬場にも大きくなったモノを見られたが、姉妹の姉の方も帰宅したところで、馬場を見つけて話しかけに来た流れで見知らぬ男のフル勃起した状態を目撃したのだった。


































