53話
彼は思い起こした。
幼き頃の、僅かばかりの嫌じゃなかった記憶を。
咲耶の命令は絶対に聞くという契約を守れば、優しさと癒しの時間を得ることができ、それを彼は嫌ではないと感じていた。
野山の中を先導する咲耶を追いかけたその時、ふと見えない何かに包まれた。
それは、温かく柔らかく懐かしい感触。
子供の頃の記憶を思い出したのがきっかけで自我を取り戻した彼が揉んでいたのは、ルネのマシュマロっぱいだった。

そして彼はおっぱいと叫び、咲耶の呪縛から解き放たれたのだった。
そうなれば今まで通りの彼に早変わり。
出会った頃より成長したルネっぱいがHカップはあると見積もった彼は、みょーんと乳首を抓みながらむしゃぶりつき、取りあえず久しぶりのペッティングに全力を注ぎ始めた。
咲耶の声など完全無視でルネをまんぐり返し、これまた懐かしい光景を視姦。

お得意の高速クンニで舐め回していくと、ルネはビクビク喘ぎながらよがり喘ぐ。
咲耶が止めろと言っても聞く耳持たず、溢れ出る愛液を吸い尽くそうと入口に蓋をする。
人力バキュームで吸い込まれまくったルネは、一瞬の休憩もない全力愛撫に耐えられず、あっという間に潮を噴かされてしまうのだった。

ようやく静かになると、咲耶は剣呑な空気を発して命令無視を咎め、制裁への覚悟を促した。
しかし彼は変態マスクを外しながらドMでもドSでもないと言い返した。
自分が気持ちいいと思ったことをやる。
其れ即ち佐倉義武だと答え、咲耶の命令に従わない意思を示した。
相変わらずパワフルに勃起したままでも、優しさも取り戻した彼は腰が抜けているルネを軽々とお姫様抱っこし、家に帰ろうと言った。
もちろんハプニングバー店長咲耶が黙って帰すつもりはなく、意のままに動く豚3匹を招集。
すぐさま駆けつけたのは、また多少違うデザインの変態衣装を着ているド変態おっさん3人組だった。

ルネを一旦下ろした彼は、黙って正々堂々迎え討とうとした。
だがおっさんたちは、主役の登場タイミングで駆けつけたSAG2の不意打ちで一発気絶させられたのだった。
状況の理解が追いつかない咲耶を無視し、彼はもう一度ルネを抱っこしてさっさと帰ろうとするが、咲耶は今も子供のままだと思っている彼に帰る場所なんてないだろうと指摘した。
しかし彼はきっぱり言い返した。
愛が何かをもう知っていると。
愛に気づかせてくれたのは間違いなく、孕まされたいルネ、好きでいてくれる彼女の由井園、元カノで先輩の君嶋、パイパン妹のラネ、野外露出好きの爆乳リマ…

彼女たちのいるところが帰る場所だと分かったのだ。
すると咲耶の方が子供に返って泣き喚き、彼というおもちゃを取り上げられた癇癪を起してナイフを抜き、襲いかかった。
だが、ルネを狙ったナイフは彼が防ぎ、子供の頃の咲耶の凶行を止められなかったことを悔いた。
そして、愛を知らなかった頃の自分に居場所をくれた咲耶ならもう大丈夫だと励ました。

本当の居場所を見つけられるはずだと応援した。
躊躇わずにナイフの刃を握って助けた彼の覚悟と、大きな胸に抱きしめられた咲耶はくずおれ、もう二人を止めようとしなかった。
その頃由井園は、真っ当な説教を食らっていた。
スタッフの一人は可愛いから許してやれと宥めるが、意外にも人の世の道理がしっかりしているロン毛が言葉で悪い行いを諭していると、変態格好のままの彼が迎えに来た。
するとロン毛、忘れ物の服まで貸してあげるほどの懐の深さを見せた。
ともあれ、酔い潰れている君嶋も回収し、ハーレムな愛の巣へ帰ることに。
今回かけた迷惑と救出に対し、彼はしっかりお礼をすることを約束した。

感想
すんどめ!!ミルキーウェイ51話52話53話でした。
順調に潜入作戦成功ですが、マインドコントロールでもされたのか、彼は咲耶の指示に従う奴隷になっている様子から、愛にて大団円。
もしかして、咲耶もハーレムに加わる流れになるのか…
https://www.kuroneko0920.com/archives/62303




































