萩原は目を見張る活躍を見せ、実力をしっかり出し切り、結果を待つのみとなった。
篠崎を始め最後まで練習に付き合った女子たちがソワソワする中、落ち着いて大学からの返事をまった萩原は最後まで落ち着き払い、見事に推薦を勝ち取ったのだった。

浜路も朗報を聞き、我が事のように喜ぶと、その姿で速水も萩原が推薦を決めたことを知り、きっと相思相愛だから告白もうまくいくと背中を押してあげた。
翌日、練習をサボって告白しに行こうとすると、萩原が見納めとばかりにプールに行くというので付き合い、そこで初めて出会った思い出話から切り出し、二人は懐かしい話に花を咲かせていった。
初めての出会い、制服でプールに飛び込んだ夜。
それが笑い話にできるくらいになった今、浜路は改めて気持ちを伝えた。
萩原も浜路が好きな気持ちを認めつつも、彼を頼ったままの水球じゃいけないと考え、お付き合いは断り、最後のハグで別れを告げたのだった。

振られちまった浜路はすぐさま休部届を出し、ただのうだつの上がらないダメ男に戻ってしまった。
篠崎にも甘んじて罵られる浜路を見た速水は、まさかの振られたことに驚き、自分がどうすべきか考えた。

そして浜路を水球部に復帰させるため、美術部部長の告白を断ったから自分も水球部に戻ると伝え、萩原の代わりになれないか思い切って訊ねた。
傷心につけ込んだ告白のようになってしまったが、浜路は本気にせずにまだ水球をヤル気になれないという。
本人にはそう返しても、浜路は速水の気持ちをちゃんと理解していた。
それに気づいた速水も変わらず健気に彼を励まそうと、帰りに遊びに誘った。

浜路の中にまだまだ萩原の影が残っているのが分かった速水は、休日に本人と会って、どうして彼を振ったのか思い切って訊ね、萩原の心情をちゃんと理解することができた。
それで逆に、背中を押されたのだった。

萩原の代わりじゃなく、自分らしく浜路の傍にいて寄り添い、励まし、支え、笑顔を見れればそれでいいと思った速水は、水球の観戦に誘い、カップルみたいに遊び、楽しい時間を共有した。
それでもう気持ちが抑えられなくなり、別れてからもずっと好きだったと伝えたのだった。

水球×恋×青春。
そして大団円へ…
感想
ハンツー×トラッシュ18巻にて完結です。
面白度☆7 名残惜し度☆8
7年半の連載を経てついに最終回を迎えました。
最後は収まるところに収まった感じで、エロ満載の青春物語も見納めかと思うと寂しいですね。
18巻限定版には、読み切り集未収録のフルカラー小冊子収録なので、それを読んで本当の見納めになることでしょう。



































