
インフェクション
198話199話200話ネタバレ感想
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ながみんにも嫌われて絶望しかけていた晴輝の元に現れたのは、行方不明の小鳥だった。
バイクで乗り付けるほどたくましく成長した小鳥は彼を鼓舞し、前を向かせることに成功した。
直後、ながみんの体内に入ったのと似た保菌者が襲いかかって来たのだった。
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198話
素手のくせに明るく高笑いして、戦う気満々の晴輝。
大きな希望を手に入れたばかりの彼は、らぎ姉がいる背後のマンションを襲わせるわけにいかず、躊躇せずに立ち向かった。
すると敵の無数の目玉をひったくった。
液状化か気体状かイマイチわからない保菌者は確かにダメージを食らったようで分散した。

泥のようなコールタール保菌者の様子を見た彼は、恐怖を感じている感情があるのを見抜き、またキメ顔で宣言してやった。
今の自分に敵うわけがないのだと。
その時、保菌者を見上げた彼は驚いて目を見開いた。
一際大きな目玉の上に乗っていたのは走り去ったはずのながみんで、敏感に戦闘の雰囲気を感じ取って戻って来たらしく、自分抜きでおっぱじめていることにまた怒っていた。

もうながみんのご機嫌取りにハラハラしなくなった彼は喜んで相手を譲りつつ、お腹をぽっこりさせた奴みたいに寄生してくるから気を付けろとアドバイスした。
それも侮られているみたいでイラっとしたながみんだが、目にも止まらぬ薙刀捌きで乱舞しながら地面に降り立った。
それだけで得体の知れない保菌者は大きく切り裂かれた。
回転数だけ上げればこんなものだと、膨れっ面で見せつけるながみん。
残りの形を保っている部分も横っ飛びの大乱舞で切り刻み、あっという間に倒したのだった。
この程度じゃもう楽しめないほど強くなったながみんは、戦闘の余韻よりも彼が元気になっているのが不服で、新たに現れたライダースーツの小鳥も彼女なのかと思い、機嫌は直り切らなかった。

ともかく小鳥は、彼にしか解凍できないと託された情報エネルギーの塊とやらを、早く彼に見て欲しかった。
その頃、紗月たちもなぜ彼の救出が最優先なのか説明されているところだった。
螢の説明によれば、アメリカの研究者たちが晴輝を情報エネルギーを扱える特別な存在だという仮説を立てたらしかった。
アメリカでも同じように情報エネルギーを作り出せたのにコントロールできなかったのは、香里という特別な天才がいなかったから。
香里はすなわち犯人の娘という側面もあり、血筋がコントロールできる条件なら同じく息子である彼も情報エネルギーを扱える道理になる。

研究を進ませるために捻り出した可能性の大きな仮説を信じるとして、彼を隔離地域から助け出してアメリカに運ぶのは、相応な危険が伴う作戦だった。
隔離地域潜入を試みたアメリカ軍部隊が早くも連絡を絶ってしまい、それは通信障害のせいだけでなく、誰も帰ってこれない状態になっている証拠だった。
だから、中で何が起こって全滅したのか危機的状況になっているのかも分からない。
救出作戦はまさに一か八かの賭けだが、山田は万全を尽くせとだけ頼み、臆すことなく請け負った。
紗月も隊長代行として許可し、目的通りに彼を助けに行くことにした。

ながみんにボロボロにされた保菌者の欠片はしぶとく本体のところに戻り、一体になった。
ビルを覆うほどの巨大なそれは、明石と思われるものを取り込んでいる真っ最中で、蝙蝠のような羽は為すすべなく黒い中に消えていった。
そうして進化情報を取り込んで轟並の強さを手に入れようとしているのはエリックだった。

エリックは神に倣ってまた実験場を作り上げ、第一に必要とされる存在に高まろうとしていた。
そして特効薬を注入されたらぎ姉は、すぐに目を覚まそうとしていた。



































