142話
ロミーの蹴りをまともに食らったミミは、一発で立ち上がるのも厳しいほどブルブル膝にきた。
一瞬でボコられたルーミも、磔のピアノもロミーの覚醒した強さに衝撃を受け、かつて怒りでスーパーサイヤ人になった主人公の如き圧倒的強者感から目が離せない。
もちろんミミは実力差など認めようとせず、油断しただけだと自分を励まし、仲間の心配もこき下ろすと数合わせのゴミガーディアンがとロミーもバカにし、ついでに自分の顔を美しいと持ち上げてから両手足切断だと荒ぶった。
そうやって吠えるのを無視したロミーは、やはり激強感が凄いクイクイでミミを煽った。

更にブチ切れたミミは鞭でその腕を絡め取り、宣言通りに引き裂いてやろうとした。
しかしパワーでもロミーに敵わずに逆に引っ張り込まれると、また顔面を足裏で蹴り込まれてしまう。

二発でちょっとスッキリしたらしいロミーは、これで顔が整ったと小バカにし、ナルシストなミミを煽りに煽る。
顔への侮辱は逆鱗だったミミは鞭を振り回すが、ロミーは目で追えない速さで躱して背後を取り、今度は脳天にかかと落しをぶちこみ、顔面を地面に叩きつけた。

ここでロボットモードに切り替えたロミーは蹴りから殴りに変え、撲殺してやると拳を振り上げた。
さすがにユーマが止めに入ると、ミミに負けを認めろと促した。
当然ミミは認めずにギャーギャー喚くが、グランドスールが後輩との手合わせで完敗したから罪を問うのか?と突きつけられると、ごねる言葉が出てこない。
ユーマは流れに乗ってピアノも下ろそうとすると、ミミはそれはさすがに不敬罪だろうと指摘するので、ユーマは恩赦を与えると言い出した。
直後、ミミを押さえつけると後ろ手に縛り、本音を囁いた。

実は自分も国母の考えを否定しているのだと。
悪代官のようなミミを止める機会を窺っていたユーマは、これは絶好の機会だと感じ、本音をさらけ出すことにしたのだ。
ただ国母の言いなりになるのではなく、何を信じるかは自分で決められるタイプのユーマは、これで反逆者の死刑囚になろうとも従うのは正義だと宣言。
そうは言ってもトリスは、頼みの綱の男が死んだばっかりなので心配でしょうがない。
ユーマはそれも、男は二度も蘇った実績があるのだから大丈夫だと踏んでいたのだが、ルーミの証言で開いた口が塞がらなくなった。
彼本人がもう生き返れないと言っていたと分かると、ミミの高笑いが響き渡った。

その頃、安置部屋にはあのズタ袋人形を被った何者かがいた。
感想
パラレルパラダイス140話141話142話でした。
感動的な展開でグランドスールをリンチに持っていくかと思いきや、これからという時に現実で彼が臨終を迎えるとは思いませんでした。
そして、咽び泣く女は誰なのか。
https://www.kuroneko0920.com/archives/75447



































