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2話

できるだけそーっと静かに帰ってきた陸だが、出かける時から気づいていた牡丹が待ち構えていた。

 

電気を点けた牡丹は悲しそうに寂しそうにどこに行ってたのか訊ねると、彼は散歩に行っていただけだと適当に誤魔化し、それが明らかな嘘だとアピールしているように、そそくさと部屋まで駆け抜けた。

 

 

息を整えて思い出すのは、溝下乃薔薇という謎の女と、あれやこれやのヤバそうな話の数々。

 

溝下自体がヤバそうな女だったが嘘を感じなかった彼は、家族写真を眺めて一体自分の何が特別なのかと疑問を抱いた。

 

そして複雑な家庭の中で思い出すのは、特に姉のこと

 

 

写真の中で微笑んでいる姉に目を細めていると、牡丹が声をかけて入ってきた。

 

手には眠れない夜に定番のホットミルクと、ムチムチボディを包み込むシンプルパジャマ

終末のハーレムAfter World
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

深夜に部屋で牡丹と二人きりなんてドキドキするしかない彼だが、蜂蜜入りの甘いホットミルクににホッと一息。

 

しかし、ストレートに私のことが嫌い?と訊かれると、別の緊張までこみ上げる。

 

果たして本音なのか、ハウスメイト交代を望むほど嫌われている可能性を心配する牡丹が、アレなら自分が交代申請するからと提案するので、彼は性的欲求を感じて距離を保っているなんて明かせず、消え入りそうな声でこれからもよろしく的な本音を振り絞った

 

それでホッと一安心した牡丹は、イケる雰囲気のうちにギュッと手を握り、姉みたいに思ってくれていいのだとアピールした。

終末のハーレムAfter World
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

柔らかい指、はち切れそうな胸元、お姉ちゃんというワードに彼の心はざわついた。

 

 

 

翌朝、前髪は朝っぱらからハウスメイトに寝込みを襲われたという魅惑的で刺激的な話題を放り込んできたが、性欲ゼロの小デブは羨ましがりもせずに憤慨。

終末のハーレムAfter World
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

逆に前髪は特に嫌ではなかったので受け入れかけたらしいが、眠気に負けて結局断ったという。

 

 

余裕で訴えられる出来事で、小デブは前髪の事なかれ主義にも憤慨するが、陸は女を毛嫌いしたり無関心の二人と違うのも、乃薔薇が言っていたワクチンのせいかと思った。

 

その乃薔薇が校門で待ち伏せていて驚いていると、更なる濃いキャラがリムジンで乗り付けてきた。

 

高等部の花山院百合愛という、とんでもない厳かな名前と見た目に相応しい財閥のお嬢様で、才色兼備、スポーツ万能、生徒会長で美人でスタイル抜群と、天にいくつも与えられた結果、多くの女子からも慕われている完璧超人だ。

終末のハーレムAfter World
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

ただ生まれながらに色々恵まれ過ぎているせいで、多少性格の癖が強く、名家生まれの定めとしての道の中央を歩きたいから男子3人にどいてと要求するめんどくささも持ち合わせていた。

 

まあそれくらいなら特に気にせず3人が道を譲った直後、陸は誰かに背中を押されてしまい、百合愛を押し倒しただけでなくたわわな胸をガッツリ揉んでしまうのだった。

終末のハーレムAfter World
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

 

公衆の面前でペッティングされた百合愛は真っ赤になって頬を打ち、貞操を守るように胸を腕で隠して名を名乗れと求めた。

 

そして彼が素直に明かすと、負け犬の遠吠えみたいな台詞を吐いただけで校舎の方へと歩いて行った。

終末のハーレムAfter World
著者名:宵野コタロー 引用元:少年ジャンプ+

 

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