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157話

魔女の脳を喰ったミミは魔女になり、彼らの前でモンスター形態になった。

 

ミミズかプラナリアのような頭が何本も生えたとても気持ち悪いモンスターで、それらが生える音も脱糞のようで胸糞が悪くなる。

 

 

心に直接語り掛けているのか、発声器官があるのか、ミミは人間自体にとてつもない恨みを抱いているようだが、ユーマは大量殺人鬼のくせにと、正論で反論し返す。

 

すると頭の一つが口をもごもごして唾を吐きかけてきたのだが、それは床に穴を空けるほどの溶解液だった。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2021年29号

 

 

こんな一撃必殺の唾液を同時に吐かれたら誰かは犠牲になる確率が高く、ルーミは先手必勝にはもう遅いが、ミミがモンスター形態に慣れてないだろう内に、一本をぶった切ってやった。

 

思いの外簡単に切れたのはいいが、すぐに再生するのも想定内。

 

だがよく見てみれば、分断面からは枝分かれして二本生えており、結果的に頭の数を増やしてしまった。

 

そんなチート再生システムを見た彼は、ヒュドラだと気づいた。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2021年29号

 

 

切れば切るほど倍々に増えていき、どうやって倒せばいいのか分からないタイプだが、幸運にも彼はヒュドラの攻略法を知っていたので、火燐石はあるかとユーマに訊ねた。

 

宝物庫にあるらしいので、彼はヒュドラ討伐には欠かせないといい、持って来てくれと急かした。

 

ならばユーマは、最も足が速いロミーにその役を任せ、託された彼女はダッシュで走り出した。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2021年29号

 

 

 

何らかのフラグが立ってそうな展開になったところで、彼はロミーが戻って来るまでとにかく避け続けるしかないと、作戦にもなってない作戦を指示した。

 

そういった矢先、ミミヒュドラは全頭が口をもごもご動かして唾を溜め始めた。

 

幸か不幸か、ミミヒュドラはそこまで頭がいいわけじゃなさそうで、何本もあるのに全部ほぼ同じ場所に吐きかけた。

 

だから彼らはまさに蜘蛛の子を散らすように避けて直撃を免れたのだが、ピアノが片足にぶっかけられてしまい、体勢を崩して逃げ損なった。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2021年29号

 

 

直後、また唾を溜め込んだ一本が目の前まで距離を詰めてきて万事休すかと思われたその時、ユーマが切らずに頭をぶっ叩き、部下を助けた。

 

 

ぶっ叩かれて普通に痛みを感じたミミは、なぜみんな嫌うのだと泣き言を漏らし、それはみんなが悪いのだと言い出した。

 

 

 

まだ無邪気だった頃のミミは、ギョロッとした目つきのせいでイジメというか流血するほどの暴行を受けることもあった。

 

蛇みたいだと罵られたそんな日は、姉に縋り付けば猫みたいで可愛いと褒めてくれるのが嬉しくて、それがきっかけで語尾を猫語にするようになった。

 

慰め、励まし、可愛がり、頼れて甘えさせてくれた姉。

 

しかし悲しさと嬉しさで浮き沈みしたその日、姉は崩月で天に昇ってしまったのだった。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2021年29号

 

 

感想

パラレルパラダイス155話156話157話でした。

ユーマは助かって仲間になる方向になって良かったですが、根本的な問題が何も解決してないままなので、次の街で何が起こるのか楽しみです。

猫目可愛いのに、だからヒュドラなのか。

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