186話
真希の主人格になった瀬里は厳かな剣を振り上げ、ひよ里に振り下ろした。
しかしさすがダーキニーの一人、ナイフでうまくいなして防ぐと、流れるような反撃で真希の頬を薄く切り裂いた。
持ち手の穴に指を引っかけてくるりと回しても斬りつけられるナイフで、後頭部にぶっ刺す二連撃を繰り出そうとすれば、霧子がギリギリで邪魔をして友を助ける。

すると瀬里が霧子の手を繋ぐ鎖を叩き切り、やっと満足に動ける状態に戻り、いざ反撃開始としゃれ込むことにした。
積もる話はここを切り抜けてからゆっくりと、背中を任せ合う二人が戦闘態勢になったところで、信者にクンニされまくっていた美依那も加わるタイミングが来たと感じ、房術に長けたくノ一も驚くような、膣内暗器で反撃を開始した。

そして指の関節を外して簡単に拘束も解くと、次は洋子が柔らかさを活かしてダブルニーをお見舞いし、そのまま腕の中に身体を通して後ろ手から逃れて前向き体勢を取り戻した。
美依那が使うは髪留めに仕込んだ鞭のような刃物。
洋子が使うはシンプルな武。
新気功砲のように両手を合わせた掌底は信者を内部からも破壊する一撃必殺の業で、その衝撃でイチモツがぶるんと上下に揺れれば、美依那の刃物鞭は顔を切り刻み、まるでローズウィップのよう。

霧子はシンプルに信者をぶん殴り始め、戦い慣れたメデューサが間違いなく押していく。
ダーキニーや信者たちにできることは、教祖が復活するのを信じて命懸けで守ることだった。
そして道隆に早くしろと思いながら奮闘している隊長をよそに、道隆は写真と全然違いジジイにしか見えない内田の異常な老け方に警戒していた。
そんな内田に対し、教祖は命をおくれと死を促しながらも、抱いてと乙女のようにねだった。
その願いに瞬時に答えが返ってこないことから、久しぶりに出会った頃の関係性に戻ったように、しぐまと内田医師の言葉遣いに変わり、自分はもちろん教団もダーキニーも実験に過ぎないのは知っていると迷える少女は明かした。
その健気さに胸打たれたのか、元より愛を注いでいたのか、内田は選ばれし乙女を黙らせるような熱い口づけで塞いだ。

そしてジジイの相貌にそぐう衰えた肉体をさらけ出すもイチモツはまだまだ雄々しくそそり立っていて、まさにまぐわいといった感じでしぐまに覆い被さり、グッと突き入れた。
その一突きごとにしぐまの美巨乳が上に下に揺れ動くと、内田は生気まで吸われるように更に老け始めた。
やり取りと内田の異変を観察していた道隆は、思い込みでいい変化をもたらすのがプラシーボ効果なら、これは逆のノシーボ効果に違いないと見抜いた。

呪術は呪いたい相手に呪っていること知らせることで相手を不安に陥らせ、心身に悪影響を与えて呪術が完成するように、ノシーボ効果もまさに恐ろしい思い込みの力。
果たして内田はしぐまのために、本気で命を捧げるつもりなのか…


































