Ⅱ
この国の真実を知り、直後にまたアルを奪われ、復讐を誓ったノエル。
生きる希望を得たノエルは実力を如何なく発揮し、頼れる相棒のビビアンと一緒に破竹の五連勝で元は孤児のゴブリンたちを数多く葬ってきた。
下卑た観客の人気者にもなれば、稼ぎ頭として王の信頼を得ることもできたが、いざ玉座の前で膝をつくと、さすがの存在感で剣に手をかけられずにいた。
後は躊躇しない自信を持つだけだったが、相変わらず兵士共の肉便器にされており、それでもアルとの命がお腹に宿っているのを感じていたので頑張れた。

その矢先、妊娠していたビビアンが出産を迎えて無事に産んだのだが、この国では赤子も孤児と同じく抱く暇もなく国の所有物にされてしまう。
そしていよいよ王に復讐の刃を突き立てられるかと思われた時、まさかの裏切りに遭った…

Ⅲ
子供を奪われたビビアンの一方的な嫉妬により、千載一遇のチャンスに失敗し、反逆者の汚名を着せられ処刑されることになったノエル。
それでも我が子だけは守ろうと、ノエルはお腹にいるのは鬼神との子だと白状した。

そして人の皮を被った王は、それが真実かを確かめるためにノエルだけの処刑を命じ、ビビアンはつい先日まで親友で戦友だった女性を一突きに葬ったのだった。
ノエルの遺体から取り出された赤子は、確かにゴブリンだった。
それは変わり果てたアルの血を受け継ぐ、新たな鬼神なのか。
我が血で赤子ゴブリンを目覚めさせようとした王の軽はずみな行為により、国はまたゴブリンに支配されることになり…

感想
幸運のノエル1話2話3話でした。
この救いの無い境遇でどう幸運と思えるのか、ノエルの悲恋と復讐劇は数巻くらいの連載で読みたいくらいです。
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