164話165話
小早川たちを運んで普通にシマビトの中に馴染みながら、動向を窺っている若林たち。
振舞われる得体のしれない飯に橘と赤城は二の足を踏むが、若林は食える時に食っとけと慣れたもので箸を進めたその時、奥の方から轟くような歌声が響いてきた。

果たしてアキラや小早川に何かが起こったのか。
その頃、啓太たちはマオモの案内でオソロシドコロに向かっていた。
マオモは夫の考えに共感しているようで、オメグミという外界から来た人間を薬漬けにしていいように扱う風習に反対しており、人を人して接する比較的まともな考えを持っていることを明かした。
ガモウも同じ考えを持っているはずらしいが、しかしマイルはブッコダマの起こし方まで教えてやるのは親切に過ぎると反発を隠さない。

そうこうしているうちに、カムの柱が眠るオソロシドコロに辿り着いた。
巨木の根の内側、まるで洞窟のような存在感。
ここまでホイホイ部外者を案内したのも、ブッコダマを起こすのは不可能だと確信しているからだという。
神社というか聖域というか、確かに禁足地らしい不気味で厳かな空気に満ちていて、勝手に入ろうものなら膝から下を斬ると、マオモは冗談ではない顔で忠告し、斬るのは私だけどとマイルが補足した。

そうして話しながら歩いているとすぐ深奥に辿り着いた。
カムの柱の様子は、ご神体といった感じだった。

島流しにあったインゴの祖先はカムの柱の八か所に封印され、代々子孫たちは引きこもっているというが、もちろん脱出を企てた者もいて、そしてその消息は分からず仕舞いのまま。
とにかく高崎が起こし方をやらを説明しろと急かすと、マイルは言葉のまま柱をぺしっと叩いて見せ、この通りに八か所で叩いて島を起こせば、外界と繋がるのだという。
方法自体は肩透かしなほど簡単だが、不可能と言い切るからにはただ叩けば成功になるわけがなく、波を合わす必要があるという。

具体的に波とは何なのか、科学的なアプローチができるはずもないこの島で、啓太たちは奇跡の脱出を成功させられるのか…
感想
インゴシマ160話から165話でした。
いよいよ本当の脱出に動き出しますが、七か所ともなればドラゴンボール並の困難さが予想されますね。
「インゴシマ」ネタバレ最新166話167話。賞品にされた美しい女たち…王のお気に入りになれた魔性JKの行く末は⁉
































