PR掲載中最新コミック

復讐

燃え盛る我が家を目の当たりにした聖也は我を忘れて炎の中に飛び込もうとするが、消防士に止められた直後、普通に避難できていた母に声をかけられ、その場にくずおれてまた悪態を吐いた。

 

こうして我が子諸共殺されかけた仲村だが、それでも怨み切れないほど逆に赤の他人の悪魔に固執していた。

 

 

 

一家をほぼ皆殺しにしたと思い込んでいる涼太が清々しい朝を迎えたのに対し、リカは仲村へのメッセージが読まれてさえいないのに不安になっているタイミングで、仲村家の火事をニュースで観た。

 

涼太は何食わぬ顔でコーヒーブレイクへとしゃれ込みたかったが、ニュースで住人は全員無事だと分かって堪らず爆笑し、また仲村と連絡がついたリカが安堵して涙を零す様を、薫が理解できるはずもなかった。

マザーパラサイト
著者名:佐藤洋寿 引用元:マザーパラサイト4巻

 

 

 

放火犯は現場に戻る。

 

犯罪心理学でも指摘されているのか、燃え残った家が解体されているところを見に来た涼太を待ち構えていた仲村は、警察に真実を話していなかったどころか、むしろ犯人を涼太に全く結びつかない中年男に設定していた。

 

 

なぜか犯人として突き出されないことに、感謝なんてもちろんしないし小バカにされているようで苛立つ悪魔。

 

なぜか殺人未遂放火犯を野放しにし、家族ごと危険に晒し続ける毒親は、母性で懐柔でもするつもりか犯人に抱きついた。

マザーパラサイト
著者名:佐藤洋寿 引用元:マザーパラサイト4巻

 

 

ごめんなさい。

求めたのはそれだけ。

 

作業員たちに微笑ましく笑われて苛立ち恥ずかしくなった悪魔は殺意を露わにして凄み返すが、似たり寄ったりでイカれている毒親もしつこく下らない謝罪を求めた。

 

すると根負けした悪魔がか細い謝罪を吐き出すと、毒親はそれで許してしまうのだった。

マザーパラサイト
著者名:佐藤洋寿 引用元:マザーパラサイト4巻

 

 

殺されかけ家まで失ったのに、あまつさえ憎み切れないし好きだとのたまうこの女の方が、悪魔より異常かも知れなかった。

 

 

 

遊んでいたおかげで一人難を逃れた聖也は、焼け跡から見つけた綺麗なままのナイフを薫に見せつけ、涼太は殺すしかないから協力しろと持ちかけた。

 

さすがに薫は報道の犯人像を鵜呑みにしているが、バカの聖也も母の嘘ぐらい見抜けたし、状況的に涼太以外あり得ないと理解していた。

マザーパラサイト
著者名:佐藤洋寿 引用元:マザーパラサイト4巻

 

 

だから薫にも危機感を持たせるため、次はお前が狙われる可能性もあると忠告しておいた。

 

 

 

まさか涼太に危害を加えられるなんて思いもしていなかった薫だが、思い当たる意味深な呟きを聞いたのを思い出し、その夜はまた小さな子供に戻って夜尿してしまった。

 

それを密かに処理しようと廊下に出て、涼太の部屋から明かりが漏れているのに気づき、思い切って声をかけて中に入ると、居眠りしている主の傍に、おぞましく恐ろしい自分の殺人計画を見つけたのだった。

マザーパラサイト
著者名:佐藤洋寿 引用元:マザーパラサイト4巻

 

 

これで薫もさすがに命の危機を覚えた。

 

 

 

後日、涼太は挑発のように教えられた今の仲村家を見に行き、犯行準備の如く観察していると、聖也がナイフをチラつかせてひと気のない場所に連れ出し、白状しろと問い詰めた。

 

すると涼太はまるで臆さず、刺せるものならしっかり急所を狙って刺せ、返り血で汚れるから気を付けてと、復讐者を気遣った。

 

それで聖也の殺意が途切れると、隠れていた薫も出てきて薄っぺらい友情論を語り、恐怖と怒りに囚われて発作的に手を出した。

マザーパラサイト
著者名:佐藤洋寿 引用元:マザーパラサイト4巻

 

 

第一発見者になったのは、皮肉にも殺されかけた仲村だった…

 

 

感想

マザーパラサイト4巻でした。
面白度☆8 キチ度☆10

激重の放火殺人さえ厭わないパラサイト少年のキチ度は言わずもがな、仲村母も救いようのないドキチでしたね。

マザーパラサイトを読むならこちら

「マザーパラサイト」ネタバレ最新5巻。復讐の一刺しで人生転落!我が子の為に白髪になる母はかなりのエロボディ