娼館の喘ぎ声と共に
ハーフ娘を捕まえたことで暴行やら人身売買の罪状でしょっ引かれてしまったユズキ。
あまりに良過ぎるタイミングもあって、間違いなく仕組まれた冤罪だった。
立場上、園を抜けられるアルドラとストリーが追いかけた矢先、早くも新園長を名乗る男がやって来た。
あからさまに邪悪な新園長はまず中国に接触し、あまりに早すぎる新園長登場は怪し過ぎる認めないだの言われても構わず、飼い犬をけしかけてシェンファを人質に、ユィシュエンを従わせた。

人間を家畜と蔑み、トレミーのゲスと同じくゲスな仕打ちを課す外道。
それでもユィシュエンは誇りを保ち、信頼するユズキの帰りを待つのみだった。

護送の途中、ストリーとアルドラに助けられたユズキは、以前に知り合った風俗店に一旦匿ってもらっていた。
そんな中、アルドラは娼婦の格好に変装してユズキを待っていたのだが、嬢に間違われてキモ客に襲われる羽目に。

その間、ユズキは嬢の尻尾をありがたく梳かしてあげていたので、危ない目に遭ったアルドラは彼が他の女を気持ち良くさせていることに修羅化。
それはそれとして、今はユズキの手配書が出回っていておいそれと外に出ることもできない。
怒りと嫉妬で鬼女になれば、聖母のように優しくもなれるアルドラが一緒に寝ようと誘うのも、今までの日々が壊れてしまいそうなのが怖いから、寝るときくらい温もりが欲しくて。
そうした自分の不安で彼の怒りがこみ上げると、それを宥めて包み込むのもまた彼女の役目だった。

そしてこの危機的状況を打破してくれるのが、打算なく触れ合ったあの老婦人だった。
中国のひとっ娘たちは家畜扱いで牢にぶち込まれ、恥ずかしい格好で尊厳を奪われ、餌を与えられる屈辱を受けていた。
シェンファが捕らわれ従うしかない状況の中、イザベラも捕まって恥辱を受けさせられようとしていた。

その時、ユズキが助けに戻ってきた。
実は凄い人だった老婦人に大いに助けられ、後は新園長ことトレミー商会ゲス狐に罪を認めさせてぶちこむだけだった。
動物に好かれて神器の力で自白も強要できるユズキ相手に分が悪いと見た新園長は、ついにイザベラに刃をあてがって人質にするという、更なる卑劣な手に打って出た。

それはもうユズキの怒りを買うだけの愚行で、最後にはキツネ園長はだらしなく可愛い姿を晒してお縄になったのだった。
そして心機一転、目標の集客数に向けて頑張るだけとなり…
感想
異世界ひとっ娘動物園4巻でした。
面白度☆7 鬼度☆8
アルドラの修羅化も可愛く見えるほど、何気に最初からずっと健気なパートナー枠ですね。


































