2.5次元の誘惑7巻
アリアも本格的にコスプレ仲間となり、美花莉のも一緒にリリサが衣装を作ることに。
漫研部も賑やかになって、帰りに飯も食べちゃったりしながら、まずスカートができたので嬉しくなったアリアは、奥村がいるのも忘れてパンティを披露してしまうが、彼のデリカシーレベルは大きく上がっていた。

そんな折、アリアの家庭内悲しみがきっかけで、彼女の父親はリリエルラブなオタクにとって、畏怖すべき存在なことが明るみになるのだった。
そして美少女コスプレや-4人は、多くの想いを抱いて日本最大級のイベントに参戦した。

本格的にレイヤーデビューした美花莉。
コスプレ熱は程々に、彼への想いは熱々で、コスプレのお手伝いを名目にすれば際どい状況も作り出せるので、エッチするしかない空気まで持ち込もうとする。

2.5次元の誘惑8巻
亡くなっていると思っていた父に会えたコミケ。
アリアにとって、生涯の思い出になる最高の夏になった。

友達親子の感動の再会は、オタクたちにとってもほくほく一生の宝物ができた出来事になった。
そして地味眼鏡巨乳こそ至高だと一票が投じられた後、目の当たりにしたのは圧倒的クオリティで度肝を抜いてくる四天王が一人、淡雪エリカの仁王立ちだった。

そしてコミケ最終日、奥村とリリサは二人で訪れてデート気分を味わい、彼は両手に花でリリサは嫉妬して、夏野最大イベントは終了。
かと思いきや、漫研部と他校メンバーは夏合宿として海に繰り出すのだが、美花莉が彼に長い片思いをしているのは周知の事実、そこにアリアも加わりそうな気配が漂うのだった。
2.5次元の誘惑9巻
海と水着の夏合宿は、三次元女子への恋心を押し込めていた奥村の精神が大きく揺らぎ、近しい彼女たちの恋も加速していく。
だから普通に女の子を褒められるようになったことで、彼女たちは嬉しさと戸惑いの中に。

リリエルバージョンの純白水着と、リリサバージョンのプライベート水着の破壊力はまともに褒めること敵わず。
バッキバキの細マッチョな彼と、新しい癖に目覚めそうなスイカ喰いを披露する美花莉。

夜はマジモンが出た墓場での肝試し。
硬く引き締まった背中に伝わる鼓動で完璧に恋を自覚したアリアは、彼の女性不信の理由を知り、自分は決して裏切るまいと自分にも彼にも誓う。
そして目的は、頭部だけコスプレして水着で撮るキャッキャウフフの撮影会だ。

エロさ、可愛さ、尊さ無限大。
ちゃんと好意を向けてくれる相手に向き合おうと決めた彼の特別になるため、リリサと美花莉は今の気持ちをぶつけ合う。

そこで女性を異性として信じられない彼の成長を促したのは、ちょこっと恋愛経験があるまゆら先生だった。
そして新学期が始まり、奥村は幼馴染みでもあり初恋の相手と再会し、聖母と呼ばれる彼女とも深く向き合うことになっていくのだが、夏合宿では女風呂の絡み合いも描かれていた。

2.5次元の誘惑10巻
文化祭で生徒会とコラボし、コスプレ喫茶をすることになった漫研。
その関りで聖母と呼ばれる副会長のまりなと再会した奥村は、まだまり姉の裏の顔を知らない。

圧倒的ポテンシャルを持つ美少女ツートップの会長と副会長にどんなコスプレをしてもらうか、その話し合いでいくつかのエロ候補が出るが、着る本人たちにそこまで抵抗感はない。
そしてまーくん、まり姉と呼び合う仲の先輩後輩幼馴染みは、過去にケリをつけるべく絡みだす。
その場所がまり姉の自堕落なオタ部屋なら、ドスケベに育った癒しの二房に抱かれる。

そしてまりなはド級のオタクだとカミングアウトし、無事学友たちに受け入れてもらえたのだが、ずっと良い子な面を見せてきた親がどうなるか。
トラブルが起きながらも大盛況のコスプレ喫茶で、まりなは猫耳メイド姿を披露し、はっちゃけたのだ。

娘の訴えと本音を聞き、親として尊重したまりなの両親。
そんな卒業前の最高の思い出ができる直前、送り出す側のマジメっ娘な瀧生徒会長も仲間たちに生乳を披露していた。

2.5次元の誘惑11巻
全校生徒に慕われ、華々しく生徒会を引退したまりなは、もう大学も決めていたので漫研に入り浸るように。
コスプレ愛は激高でも勉強はちょっとアレなリリサのため、様々なコスでヤル気を引き出そうとする後輩思いの先輩の鑑である。

文化祭の打ち上げで訪れたカラオケボックス。
それぞれの個性が爆発する中、遅れてきたアリアはチアコスでパンチラ乳揺れと盛り上げ、アニソンも歌いこなし、もうデフォルメがデフォルトのノノアを慄かせる。

近づいてくるテストに焦るリリサを、コスプレで応援する仲間たち。
他校のアリアやノノアも駆けつける中、アリアは初めてリリエルになり、リリサを十二分に元気付けられたのだが、下着のアンバランスさを見咎められてしまうのはご愛嬌。

そしてドエロ家庭教師たちに教えられたリリサは無事、赤点だけは免れた。
苦あれば楽しみアリ、次のイベントに出るコスプレはノノアがハマっている覇権アニメに決定し、誰が誰になるかの会議も恙なく。
一方で文化祭では実は、アリアがホラー苦手役のポジションを確立していた。

2.5次元の誘惑12巻
本格的に登場してきた四天王が一人、長身モデル体型の夜姫は、職場でストレスを溜めまくっているしがないビジネスウーマン。
おまけに言葉も態度も攻撃的で、超承認欲求が高い今どき女子でもある。

手をボロボロにしながら、全員分の衣装作りに励むリリサ。
有名どころのレイヤーもモブも今期の覇権アニメに狙いを絞る中、夜姫と手を組む753はそのソシャゲにつぎ込みまくっていた。

やがて時はクリスマスその日。
漫研部はハードスケジュールで手を動かし続けているリリサを労う意味でもサプライズパーティーを催し、エロ欲も満たしてあげる。

そして美花莉は彼に対面座位までして迫っておいて、その先は知識もなく日和った。
来たる冬コミ、アリアも事前に黒ギャルになって準備万端。

ただ併せを完璧にするには人数が足りず、それには夜姫が入ってくれればバッチリなのだが、威圧感たっぷりの長身でもオタクらしく人見知り発動。
リリサが愛を込めた衣装のクオリティは採算など度外視の、まさに着ても服として全く違和感のない、現実世界にいたらを突き詰めた極み。
そして753のせいで承認欲求の高まりが下げられた夜姫がリリサと手を組むのを受け入れた冬のある夜、奥村が突然泊まることになって、美花莉は精一杯の誘惑を仕掛けるのだが…
