パラレルパラダイス269話270話271話
ネタバレ感想
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全国の街の封印が解け、カルが雪崩れ込んできた。
形振り構わなくなった国母の凶行により、また多くの命が奪われていく…
パラレルパラダイス269話
リールの街に駆けつけたサクラとコウ。
英雄は遅れて登場するとばかりに絶妙なタイミングで到着した二人は、デカすぎてキモいカルに驚きながらも距離を詰め、通常カルを子供をいなすように刺し倒した。
変異体で真ん中の目が弱点だろうとピナコが教えてくれたから、遠距離攻撃ができるコウは余裕余裕と余裕の笑みを漏らし、サクラにサポートを頼んだ。
と言うことでサクラが一気に距離を詰めて注意を向かせた瞬間、コウが一発ぶち抜いてやろうとしたが、変異体はササっと手でガードして知性を披露した。
それでもコウは特に慌てずに想定内の反応を見せると、背後に回っていたサクラが大ジャンプでカルの背中にナイフを突き立てて貼りつき、紙を裂くように落ちていく。
これが人間だと思うと発狂しそうな激痛が想像できるが、カルはややこしい虫に貼りつかれたように手を回して払いのけようとした。
瞬間、コウががら空きになった中心の目玉にぶち込み、あっけなくサラサラと天に召させた。
デカかろうが相手はアホなカル、城付きガーディアンともなればどうやって出し抜くか位は戦いの中で導き出し、連携を取るのも阿吽の呼吸というわけだ。
こんなあっさり倒されたら立つ瀬がないリールの街のガーディアンたちだが、恩人助っ人は歓待するのみ。
巨人変異体は倒したものの、街はもう火の海で浜辺にはパリピみたいにたくさんのカルが集まっている。
リールのガーディアンはもうピナコとティアのみで感傷的な空気が流れたその時、吹っ飛ばされたが大してダメージを負わなかったらしいリリアがツッコミながら海上に戻ってきた。
どこでもイジられやすいキャラ認定なのか、ともあれ無事で何よりのリリアはミースも封印が消えて大変なんだと教えられ、全国的に襲撃されていることを城付きたちは説明することにした。
国母の正体、大量殺人鬼の魔女。
目撃者である城付きガーディアンの情報は疑わずに重い空気が立ち込める中、リリアが口を開いた。
大黒天という神様に会い、色々とややこしそうなことを頼まれた話。
過去にタイムスリップしてヨータをこの世界に連れてくる役目を仰せつかっただけでなく、お腹には彼の赤ちゃんがいる神秘。
その神様話の信憑性を上げるためにハナハナに会いに来たのだが、彼女は逝ってしまっていて、コウにもどうせ夢だろうと信じてもらえなかった。
とにかく今は生存者たちと共にどこで避難生活を送るかだが、それはピナコに名案があった。
その鍵となる船がちょうど戻ってきて懐かしのコンビが操船しており、新造船の慣らし航海に出ていたらしく、街の炎に気づいてトンボ帰りしてきたのだ。
乗組員には元気になったピナコの妹もいて、船乗りのトレーニング中だった。
そしてこの船にみんなで乗り込み、ここからも見える魔女が住んでいた離れ小島に一時避難をする計画だった。