286話
角がイカすパイコーンに3人で跨ってパカラパカラ、アルスレイヤまで二日くらいだろうとリーメアリーが見立てた直後、彼は見覚えのある山脈まで来たところで、パイコーンがバテたのを思い出した。
人一倍彼には辛辣なリーメアリーは、この山をパイコーンに登らせるなんて酷いことを、と動物愛護な一面で侮蔑してから、今回は自分たちで歩くと指示した。

幻想的で険しい山をえっちらおっちら、予定通りに山頂でキャンプを張って焚火を熾し、次の日に備えた。
3Pしたのかしなかったのか、翌日も順調に歩を進めて滞りなく、アルスレイヤが見渡せる一山超えた所まで辿り着いた。
そこからなら三姉妹が絵手紙に描いた湖と森もバッチリ見えたので、絵の解読は間違ってなさそうだった。

予定通りにアルスレイヤで情報収集するため、城壁の門前に行ったところで見張りが声をかけてくると、リーメアリーがクールに一声自己紹介すれば、話が分かるガーディアンズを呼んでくれた。
開門されたらワーッと走り寄って来てくれる、可愛い美少女たち。
これぞハーレムの醍醐味である歓迎ムード、古女房の愛は本物でも今更キャッキャすることもないし、リーメアリーは実力からくるプライドが高すぎて心まで骨抜きにはならない。

さて、キャッキャと朗らかな空気もそこそこに、無造作ショートヘア―を指摘された彼は国母に焼かれたと答えた流れで、おそらくお察しの通りで国母は魔女だったとぶちまけた。
大虐殺で血を浴びて若さを保っていた稀代の大量殺人者。
彼女らも男抹殺命令で疑惑は抱いたが、事実を聞かされると衝撃を受けた。
そんな悪鬼国母を倒したというのだから彼女の驚きは倍増、ともあれ次は嫉妬深い神を倒すことで、そのためにサーニャからの情報収集のためにアルスレイヤに再訪したという訳だ。
知らぬ間に事が進んでて置いてけぼり感が否めないアルスレイヤ組だが、交尾への期待も否めなかった。

さあ、件のサーニャはここ最近、とんと見ていないというガーディアンズ。
とにかく家を訪ねてみるとゴーレムが警戒した様子で入れてくれたのだが、パッと見でもサーニャは長くなさそうな感じが分かった。

隙間風みたいな呼吸を漏らす老婆はもう会話すらできない状態、脳を食べないと決めたのだからこのまま死を受け入れるようだった。
感想
パラレルパラダイス284話285話286話でした。
数え切れない程に交尾をしてもまだ上があるといった感じの絡みと描写、感服です。































