
サタノファニ288話289話
ネタバレ感想
サタノファニのネタバレ最新エロ画像(raw/pdfは危険)、感想、配信サイトを紹介。
メイドとして船に潜り込む、それぞれに情報収集に励む千歌ら一行。
地下格闘の話を教えられた神崎は、意気揚々と参戦するのだが…
288話
中国拳法使いを見事にKOした神崎。
見た目にはダメージは少なく快勝した風だったが、息も随分と切れている辺り、体力を相当に使っただけでなく、ラッシュで鼻骨も折られており、確かな実力者が揃っていることを身を以て思い知らされる勝利だった。

神崎戦の盛り上がりも冷めやらぬ中、実力と人気がずば抜けているイリヤが登場。
対戦相手はナイフ使いの軍人上がりで、合法の殺しを積み重ねてきた噛ませ犬臭がぷんぷんのシリアルキラー。
相手が堂々とナイフを使えるのはイリヤが圧倒的すぎて賭けが成立しないための特別ルール。
それでも結局はイリヤが何分以内に勝つかを狙うような賭け内容になるほどで、もしかしたら桐生並と考えて差し支えないかも知れない。
業界では有名人のイリヤとガチ勝負したいナイフ使いだが、イリヤはステゴロでパンチだけでやってやるっぽく舐めた態度を返す。

ならばと素手でも相当な自信があるらしいナイフ使いはナイフを捨ててただのジェイコブとして、チャンピオンに挑むことにした。
調子の乗るだけあって最初の一撃はジェイコブのローキックが当たり、カポエラっぽい動きでイリヤのシンプルボクシングパンチを躱しつつ、やっぱりブーツに仕込んだナイフで脇腹をぶっ刺しにいった。
イリヤはそれでもカウンターパンチをぶち込み痛み分けな感じだが、さすがに殴打と刺しではダメージ差はデカいか。

チラつかせたナイフを捨てて仕込みナイフが本命の、当たり前に勝てば官軍でヤリにいったジェイコブ。
しかし勝利を確信したのは一瞬、イリヤの腹部は全く傷ついておらず、刃物は効かないから効かないという説明になってない説明をしてあげる彼はまるで、ガチ戦闘狂ヒソカのカストロ戦のよう。
確かに刃の部分が見えなくなったのに、柄に引っ込むおもちゃのような無傷さ。
血さえついていないのは、筋肉が柔らかすぎて刃がめり込んだだけなのか。
ともあれダメージは一切ない様子のイリヤは、ナイフを使わないフリでぶっすりきたお返しに、パンチだけとは言ってないのでその通り、神崎を真似て持ち上げた。
そして同じく頭から叩き落したのだが、気絶KOしたのではなくしっかり首を折りにいく落とし方でヤリ、鮫女王を挑発するのだった。

一方その頃、バーテンの洋子は見覚えのある客から注文を受けていた。
女性の方はスパイをしてくれているヒゲ爺の側近の三上、男は桐生一味の一人で御陵印基。
洋子がそう感付いたように、敵も洋子に見覚えがあってピンチ発生。

そして霧子のレストランではトラブルが起きていた。
ニーガンにケツ穴を拡張されて自業自得の目に遭ったレイパー野郎がまた、大暴れからのメイド拉致犯しで憂さ晴らししようとしていた。
可愛い褐色姉ちゃんが連れ去られそうになり、店長も戦闘力ではまるで敵わない。
霧子も標的にされてトイレで尻を汚されるかどうかの場面、どう返り討ちにしてやるかとイラついたその時、治安部隊よろしく、あの長身ドレッドとモブ隊員らが現れた。
嗅覚が敏感のドレッドは素早く、レイパーの尻穴がガバガバだと察したのだった。

289話
鎮圧部隊ヘブンノウズは乗客の間では既に知られた存在、一目見て尻穴ガバガバさを指摘されたレイパーは憤慨。
嗅覚が半端じゃなくドレッドのエンマは、尻穴から漏れる臭いだけじゃなく、精神状態も体臭から判断できるほど驚異的な嗅覚を持ち合わせていた。

プライドを傷つけられながらも犯されて気持ちよがっちゃった事も言い当てられたレイパーは襲いかかり、雑魚隊員は軽く蹴散らせる実力を披露。
それでもエンマとは実力差が段違い、サクサクっとぶっ倒され止めに顔面を踏んづけられてK.O。

しっかり観察した霧子も相当な強さだと認める中、エンマも同様に霧子がタダ者じゃないことを臭いで感知した。
他のウェイトレスは怯えているのに、霧子にとっては喧しくてウザったい一騒動で慣れたもの。
だから恐れるような出来事ではなく、あまりに肝の据わった落ち着き様にエンマは興味を引かれ、勧誘を仕掛けたのだった。

本気で仲間にしたいと思ったのか、怪しいと睨んでの駆け引きか。
霧子にもチャンスが訪れた一方、洋子は御陵印に疑惑を持たれていた。
何食わぬ顔で対応するが、御陵印には確かに見覚えがある顔、それはそのままメデューサの一人と重ねているのか。
このまま話し込めば込むほど危ないと察してくれたのか、糸目の三上がチラリと目を開いてブチ切れモードを示してくれたので彼は引くしかなくなった。

どうにかピンチを切り抜けた洋子だが、御陵印が抱いた疑惑が消えたわけではなかった。
瀬理は瑠璃子と仲良くなり、河豚を釣ってシェフに捌いてもらった話をしていた。
シェフとはメデューサのあの娘、瑠璃子は年相応の可愛い笑顔で打ち解けて見えるので、瀬里はまだ目の前の少女が瑠璃子とは思わず、桐生らの情報を訊き出そうとまず名前をさり気なく訊ねた。
すると瑠璃子は正直に瑠璃子だと名乗り、お探しのご本人だと答えた。
そして真希の身体を借りている瀬理だと知っていることを明かした。

泳がせて楽しんでいたのか、特に脅威とも感じていないのか、ともあれ瑠璃子には最重量級のボディガードが張り付いている。
そして鮫女王こと神崎とイリヤの試合が始まった。
感想
サタノファニ288話289話でした。
悪人ですが人命の軽さは相変わらず、それとイリヤの絶対防御の秘密が何なのか気になります。