
ゆらぎ荘の幽奈さん
130話131話ネタバレ感想
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幽奈の正体が判明したガランドウ編は、天狐家の始祖を倒し、師匠の逢牙が成仏したことで大団円。
コガラシたちの絆がより強くなった中、こゆずは憑依という新能力でも活躍。
今後はそれは、事あるごとに使っていく予定だ。
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130話
大きな戦いが終わって平和な時間が始まったのはいいが、ゆらぎ荘の広間はガランとしていた。
時はお盆真っ只中。
せっかく夏休みを利用して滞在しているミリアもほとんどの住人が帰省でいない寂しさを感じていた。
仲居は例年と同じく慰安旅行で、呑子は逢牙との全力勝負の後に数日寝込んだツケを取り返すべく、連日部屋に篭って原稿にかかりきりだった。
それはそれとして、こゆずはミリアが夏休み中いるらしいのでご満悦。
さて、朧も彼が作った朝食を食べ終えれば我が城まで通勤しようとしたがその前に、ガランドウ戦でゆらぎ荘が多くの人間に知られ、今後何かと狙ってくる輩が現れるだろうと忠告。
それは天狐幻流斎が狙われるのはもちろん、コガラシには女が色仕掛けで来るだろうという。
そう、朧のように大胆に。
そんな話を聞き、ミリアは自分が怪しまれているのかも知れないと怯えた。
期せずして御三家が勢揃いしているゆらぎ荘に入り浸るようになったので、父公認の元、天狐家に取り入る作戦続行中だったのだ。
それは別にしてもこゆずとは同年代なので自分らしく接していた。
千紗希の家に一緒に泊まりに行こうと誘われれば吝かではなかったが、二人が憑依できるほど気を許しあっていて調子に乗った一言を口走ったのを思い出し、軽くイラっとした。
だからこの際、どっちが葉札術をうまく使えるのか勝負を持ちかけた。
もちろん、おもしろそうなことをこゆずが断る訳がなかった。
と言うことで3本勝負とし、一回戦はミリアの提案で、住人の誰かに化けて先にバレた方が負けということになった。
さてくじ引きで誰に化けるかを決め、勝負スタート。
こゆずは夜々に化け、ミリアが呑子に化けていると彼と幽奈がやって来たので、本物らしく振舞い始めた。
こゆずはさっそく耳の丸さを指摘されてしまうが、フードで中身は見られないし、尻尾は不自然な鞄背負いで隠して乗り切る。
ミリアは問題なく呑子を再現していたが、シンプルにマイクロビキニ姿が恥ずかしくて堪らなかった。
それでもバレる程のヘマもなく見事騙し抜き、二人は風呂掃除をしに行った。
息が詰まる緊張感から解放された子供たちは変化を解き、すぐに二回戦スタート。
今度はこゆずの提案で葉札人形勝負にし、こゆずは狭霧、ミリアは朧になった。
またしても露出魔タイプの住人を引き当てたミリアはくじ運の無さを嘆き、朧と言えば肉体的接触をしなければ逆に不自然に見えることに、今から羞恥心がこみ上げてくる。
なぜなら葉札人形の正確な操作には、自分の感覚と深くリンクさせなければならなかったからだ。
今度は二人とも見た目は問題なかったが、適当な理由で帰ってきたと言ったらどうも何かを怪しんでいる様子。
ミリアはこゆずに負けたくない一心で気合を入れ、朧以上に脈絡なく裸になりながら子作りを申し込んだ。
それでもまだバレてはいなかったが恥ずかしさに負け、ミリアは術を解いてしまうのだった。
現時点でミリア棄権により、こゆずが一歩リード。
もう負けられないミリアはこれなら勝てると思い、憑依勝負を持ちかけた。
ただ初心者のこゆずの事情を考え、ミリアは憑依しにくい幽霊の幽奈と憑依することにした。
彼らも子供たちの勝負を温かい目で眺めて受け入れ、いざ最後の勝負スタート。
こゆずは千紗希でなくともあっさり成功させられたが、ミリアは自信を見せておいて、幽霊の幽奈には憑依できなかったのである。
ミリアは深夜までショックを引きずっていた。
幽奈に信頼されていないのか、それとも打算でゆらぎ荘にいることを気づかれているのか?
そんな風に考えているうちにやがて眠りに落ちたせいで、友達だと思っていた相手に、打算で仲良くされていることを知った嫌な記憶を夢に見てしまった。
悪夢にうなされて目を覚ましたミリアは、自分も幽奈に同じ酷いことをしているのを思い知った。
その直後、いきなり精神体が飛び出し、朝っぱらから無意識に乳を揉まれている幽奈に吸い込まれた。
なぜこんなタイミングで憑依が発動したのか分からないまま幽奈に取り込まれ、憑依完了。
感覚を共有したミリアは男に乳を揉まれる感覚を初めて知った。
やがて幽奈が目を覚ましてすぐに離れてくれたが、揉まれるのは毎朝の日課みたいになっていると知り、驚愕させられる。
更に驚愕は続いた。
実は幽奈、ミリアが父に電話しているところを目撃していたので、天狐家に取り入るためにゆらぎ荘にいることを知っていて、今、起き抜けに彼にそれを打ち明けたのだ。
すると彼はこゆずと楽しそうにしている笑顔を信じ、自由にさせておけばいいと答えた。
自分がいつの間にか信頼されていたことを知ったミリアは感動し、信頼される嬉しさと相手を信頼する大切さに改めて気づいた。
そうして感動できたのに、ナイスタイミングで憑依が解けて彼に顔面騎乗位を決めてしまったのだった。
131話
マトラは目をキラキラさせて、一緒に平行世界に行こうとかるらを誘った。
急にとんちんかんなことを言い出したマトラにびっくりして、かるらは頭の具合を心配するが、バカそうに見えてマトラは至って真剣だった。
実は逢牙がゆらぎ荘に滞在している時に、八咫鋼の秘術を教えて欲しいと無茶なお願いをしていたのだ。
ただ、純粋な人間しか会得できず半妖のマトラでは無理だし、そもそも教えるつもりはないと断られていた。
しかしマトラは強くなることを諦めず、呑子のような生まれつきの体質でも幽奈のような術使いでもなく、ザクロのようなタイプでもガランドウ戦に加われたのなら、そいつの修行方法が一番自分に合っているんではなかろうかと考えた。
逢牙もなるほどと思うが、ザクロは平行世界とやらに留まって結婚しパパにもなっており、逢牙にも向こうの世界に行く方法は分からないという。
そんな訳で平行世界に行きたくなったマトラはかるらを誘ったのだが、強くなりたい欲求は御三家との力の差を見せ付けられた悔しさ故だった。
かるらもそれは身に沁みていて、同じく逢牙に頼んで、白叡との戦いの記憶を術を使って見せてもらっていたのだ。
だから霊力がどうしようもない桁で差がついているのが分かったので、正攻法で立ち向かうつもりはなかった。
日を改め、夏休みの空が晴れ渡った気持ちいいある日。
コガラシはいつものように祭り会場で出店のバイトに励んでいた。
普段もウェイター姿を傍で見ているかるらはそれでもラフな格好で汗を流している彼に見惚れ、盗撮し、以前のストーカー気質を存分に発揮していた。
これこそ、他のライバルがいぬ間に彼との距離を詰める、彼第一のかるららしい作戦だった。
ならば戦いにしか興味のないマトラにでも、ストーカーしてないでさっさと会いに行けばいいと言われるのは当然。
呆れたマトラは筋斗雲に乗って、一人でザクロ探しに行ってしまった。
一人になったかるらは、もちろん彼に会えるものなら会いたいと思ったが、先の騒動では逢牙に亀甲縛りで封じられ、白叡戦ではその場にいることもできず、まるで戦力になれなかったことに引け目を感じまくっていたのだ。
いや、それでもポジティブシンキングを取り戻し、彼がそんなことを気にする小さい器ではないと思い直し、旅先で偶然出会った男女の運命的流れをイメージし始めた。
偶然を装い、彼の店でお好み焼きを買い、せっかくだからちょっと一緒に祭りを楽しもうとなり、自分だけができる夜の空中散歩に彼を招待。
下を見れば祭りの喧騒と温かな光が輝いている。
夜空には花火が弾け、非日常の散歩に彩りを加えてくれている。
盛り上がった二人は空中で初体験。
完璧なイメージを持ってかるらは仕掛けに行った。
一直線に彼が切り盛りしている出店に向かい、忙しく働く彼の視線がかるらに向いた。
しかしかるらは咄嗟に方向転換してしまった。
それもこれも、他人の心の声を読めるが故、もし彼に亀甲縛りされた女などと思われていると分かったら、恥ずか死にする可能性があったからだ。
いややはり、他の女がおらず、夏の非日常の運命的な出会いを演出できる今を逃せないと思い、踵を返した。
だがそれでも、彼に気づかれそうになると反射的に逃げてしまい、普通に祭りを楽しんでいる孤独な女を演じてしまうのだった。
結果、夜まで居座ったものの手に入れたのは数々の景品のみで、花火の煌きもろくに届かない木の枝の上で項垂れる始末。
やはり一対一のアプローチをするには、まだまだ勇気が足りなさ過ぎた。
ただ、まだ夏休みは残っている。
また後日でもいいかなと思ったその時、沈んだ心を引き上げてくれるのが彼だった。
やっぱりかるらに気づいていた彼はわざわざお好み焼きを持って探してくれ、何の他意もなく声をかけた。
彼からの接触を想定していなかったかるらは驚き、体勢を崩し、猿も木から落ちるように背面落下してしまった。
しかし、そんなアクシデントをラッキースケベに変えてしまうのが彼の能力であり、かるらは亀甲縛りを見られるより恥ずかしいはずの顔面騎乗位をかましてしまうのだった。
静かな東屋に場所を移し、かるらが絶品お好み焼きを食べていると、彼が心からのお礼を伝えてきた。
かるらは自分の不甲斐なさに打ちひしがれていたのだが、直接戦ってはいなくとも、幽奈のために尽力したことは皆感謝していた。
彼の心の声も、感謝の言葉で満たされていた。
少し救われた気分になれたかるらはしかし、寂しげに視線を外し、ただできることをしただけだと答えた。
束の間の逢瀬が終わると、一人じゃにっちもさっちもいかなかったマトラが戻ってきた。
やっぱり手伝ってよーとマトラがおひいさんに泣きつこうとするが、最早、マトラが縋りつく必要はなくなっていた。
彼にお礼を言われたことは嬉しさもあったが、より強く不甲斐なさを感じさせられてしまったのだ。
御三家に勝てるはずもなく強くなる必要はないと言ったが、術に秀でた緋扇家の者として、遅れを取った事実に目を瞑れなくなった。
マトラのザクロ探しに付き合うことにしたかるら。
彼が女の子の強弱に頓着していないのは重々分かったが、もう彼がどう思うかは関係なかった。
かるらの目標は、彼の横で戦える女になることに変わったのだった。
感想
ゆらぎ荘の幽奈さんカラー130話131話でした。
日常に戻った一発目はミリア回でしたね。
朧がフラグを立ててから仕事に行ったので、そのうち彼を狙ったセクシーな新キャラが出てくるのは間違いないでしょう。
ザクロ探しという平行世界での長編も始まりそうですね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/51168



































