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73話

ガリアかも知れないマヤは光に包まれて拘束され、なぜか首と胴体がサヨナラした。

 

噴出する鮮血。

戦慄くルーミ。

 

人体の部位の中でも特に重い頭部が床に落ちて鈍い音を出し、場に血の匂いが立ち込め始める。

 

 

ルーミはカヅチたちが実はガリアを殺そうとしていたのだと理解でき、それには賛成の意を伝えたかったが、殺す相手を間違えたのは許せなかった。

 

しかも間違えられたのは、命の恩人であるマヤ。

 

マヤは怒りと悲しみの襲われながら、カヅチたちの間違いを指摘した。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

ガリアを見たことがある地縛神と親し気に話していたマヤが魔女ガリアであるわけがなく、一方的な思い込みで殺害したことは許されざる行為。

 

ルーミはカヅチたちに怒りの眼差しを向けるが、カヅチも黙っていられず否定した。

 

マヤを殺したのは自分たちではないと。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

その直後、ルーミの後ろで激しい戦いの幕が上がった。

 

いつの間にか剣士らしいイカした服に着替えていた彼が一撃必殺の勢いでドジっ娘アルルに斬りかかり、バリアで防がれて剣が折れる甲高い音が響いた。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

 

ルーミは怒りと悲しみが喜びに覆われていくが、事は甘くなる余裕がなく、彼は真の計画をガーディアンたちに聞いたのだと答えた。

 

 

ガリアを捕え、始末する。

 

しかしマヤでなかったのなら、残るは帯同してきたアルルでしかあり得ないと言うわけだ。

 

 

ガリア呼ばわりされたアルル。

 

するとマヤと同じように如何にも怪しい笑い声を漏らし、だがガリアではなかったマヤのように弁明することもなく、あっさりと素の性格を現し、ガーディアンの同士討ちを狙っていたことを暴露した。

 

そして気を放出したように禍々しいオーラを放ち、少し髪が伸びたように見えるくらいたなびかせた。

 

とんでもなく長い時間を生きている魔女だと分かったからか、ついさっきまでの幼いドジっ子な雰囲気はどこにもなく、急に大人の女性じみて見えた。

 

上品ささえ漂う微笑みで自分を未熟だと戒めてはいるが、数人に囲まれてもまるで危機だと感じていないのは明らかだった。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

 

よくよく見上げてみると、天井に明らかに浮いている装置が取り付けられている。

 

闇属性だから光装置で捕らえるのはまあナイスアイデアだと評価しつつ、100年前に食人し過ぎて警戒され、サンドリオに入れなくなったのはおバカだったと反省。

 

しかし、寿命20年、城から出て10年の人生しかない女たちなんて嘘八百を並べ立てても、100年もすれば誰もが疑わない伝説にしてくれると小バカにした。

 

ガリアが銀髪だという噂を流したのは他でもないアルル本人であり、今回の旅に同行したのはもちろん、ガリアだと疑われるはずのマヤにくっついてサンドリオに入るためだった。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

つまり、元サンドリオの街の遺跡に寄った時、ウサギを焼き殺して食うという理由で一人残ったのは、顔を知られている地縛神に会うわけにはいかなかったからだ。

 

 

彼は今までの敵の中で一番ボス感が凄いアルルを前にしても、冷静に思考を巡らせた。

 

人生80年時代の現代でも、初詣の歴史が古来よりあるように思い込んでいる人ばかりで、実はたかだか100程度前からの風習なことを彼は知っていた。

 

だから、人生20年の彼女たちが100年前から噂されているガリア情報に疑いを持たないのは無理からぬことだと同情した。

 

 

自分のデマに踊らされた彼女たちを一しきり楽しんだアルルは彼の方を向き、交尾の予約を取った。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

 

幼い見た目に良く似合う残酷さを秘めているアルルは、今まで散々説教してきたマヤへの恨みを晴らすため、頭部をボールのように蹴り飛ばした

 

さすがにキレたルーミは彼と同じく背後から斬りかかるが、剣は折れなかったものの代わりに弾き返されてしまった。

 

 

もちろんルーミも食人対象であり、心の中でドジをバカにしていたであろう彼女から始末しようとアルルは笑いながら近づいていく。

 

その時、右足を前に出す際に軸足の左足に引っ掛けるというバカみたいなドジを起こし、無様に地面とキスしたのだった。

ろくに受け身も取れずに、聴こえるはずのない笑い声を聴いたアルルは被害妄想を爆発させた。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

ドジっ娘なのは演技ではなかったのだ

 

 

いくら可愛いドジっ娘成分が残っていようと100年前からの計画をミスってしまったカヅチたちは尻尾を巻いて逃げるわけにはいかず、何が何でもここで仕留めるつもりだった。

 

 

隠れていた武装チームがアルルを取り囲み、ボコボコにするシンプルな作戦

 

アルルは急に10人くらいに取り囲まれて驚き、喜んだ。

 

彼女から見れば人間はただの嗜好品でお腹を満たすものでしかなく、生きた食料だった。

 

食料扱いされてキレたポニーテールは槍で一突きしてやろうとしたが、なぜか隣の剣士の首が飛んで驚愕し、すぐにポニテの首も宙を舞った。

 

 

魔法か真空刃か透明な手か…

 

防御することも敵わず次々と斬首されていく女の子たち。

 

その時、選ばれしガーディアンであるカヅチが巨大な槌を構え、尋常な勝負を申し込んだ。

著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年13号

 

 

バニーユは察した。

命を引換えに叩き潰すつもりだと。

 

 

感想

パラレルパラダイス71話72話73話でした。

遺跡にいた黒い気配の何者かは関係あるのかないのか、普通にガリアがレジスタンスに潜り込んでいたのか、色々考えましたがちょっとよく分からないですね。

とにかく、アマネが無口キャラなのとマヤが謎だらけなのは分かりました。

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