13話
暴虐の限りを尽くす大島に痛恨の膝蹴りを食らわせたのは、部下の犯罪行為は見逃さないオーラたっぷりの上司、ジェリー・E・フィッシュだった。
ポっさんが助けを求めているのを理解したジェリーはすぐさま駆けつけ、相手がお上だろうと躊躇わずに蹴りをぶち込める気合を見せたのだ。
何もできない千秋と星を叱咤するやすぐ撤退を指示。
二人も素直にぐったりしている畠山に肩を貸して逃走しようとしたその時、ビキニ姿のニコニコダブルピースなお姉ちゃんが飛んできた。
マッサージ店の看板は全く気付いていない無防備な星の後頭部に直撃して粉砕。
その後ろから殺る気満々の大島も飛んできた。
凄まじい跳躍力でライダーキックばりの飛び蹴りをお見舞いしようとしたが、ジェリーも片腕でガードして見せた。

ジェリーは逆に足首を掴んでアスファルトの地面に容赦ない一本背負いで叩きつけようとした。
しかし、大島は巧みに足を首に絡めて体幹力を駆使して回転し、カウンターのスクリュー叩きつけを繰り出した。
だがジェリーはいつの間にか大島の下半身を中心に鞭を巻き付け、涼しい顔で電撃のスイッチをオン。
股間出発の電気が体中に駆け巡った大島はまともに声も出せずに呻き震える。

それでも根性を見せ、カッチカチの靴底でジェリーの頭部を踏み潰そうとした。
それもサッとジェリーが躱すと大島は距離を取って電撃から逃れると、二人は数秒の攻防で互いの実力を認め、讃え合った。
ただ、実力だけでなく自分のルックスにも自信がある大島は煙を吹かして顔が良く見えないジェリーがブス隠しをしているんじゃないかと煽った。
それにあっさり乗せられたジェリーはノーモーションで鞭を繰り出すが大島は予想通りに躱してダッシュし、ジェリーに突っ込むと見せかけてポっさんを奪取した。
この愛されキャラのワンコを犬質に取れば、電撃を封じられる。
お上らしいゲスい考えを働かせた大島だったがそううまくいかず、ジェリーは一切躊躇せずにポっさんもろとも大島に電撃を食らわせたのだった。

清々しいほど仲間もろとも攻撃したジェリー。
犬が全く役に立たないと分かるや大島は投げ返し、ここばかりはジェリーも優しくキャッチ。
しかし電撃を食らわせた謝罪はせず、その辺をうろちょろするのが悪いとばかりに地面に下ろす。
千秋たちも上司を責められず、フラつくぽっさんを手招くので精一杯。
イカれていても飼い犬への愛がないジェリーにキレた大島は頭をかきむしりながらいきなり寿司屋に雪崩れ込んだ。
程なく出てきた大島はなぜか巻き寿司に豪快にかぶりついていた。

大胆に開けた胸元だけからしか女性らしさを感じられない大島は食いかけの巻き寿司をジェリーに投げつけるという奇行を続ける。
逆に食べ物も粗末にして何でもかんでも投げてくる大島にイラついたジェリーは、また電撃でよがらせてやろうとすると、大島は躊躇いなく足で受け止めた。
だが寿司屋で拝借したゴム長靴に履き替えて、電撃対策を講じていたのだ。
しかし、足の防御程度ではどうということもないジェリーは、もう一本も片足に巻き付け、大股開きの無様におっぴろげさせて尻もちをつかせた。
マッサージ風俗看板の女の子と同じように大胆なスーツM字開脚させられた大島は体中に巻き付けられてちっぱいの形をくっきりさせられてから、最後の締めで股間をグイっとされ、トドメの電撃を食らわされてしまうのだった。

千秋がジェリーの圧倒的強さに恐怖した直後、かかってきた電話の相手に驚いたジェリーは急に柔らかい雰囲気に変わって普通の女の子みたいな反応を見せて焦り始め、千秋たちも促して帰ったのだった。
豪快なM字開脚でボロボロにされた大島はぬらりと立ち上がりながら変態。
怒りによって真の姿を現した大島は、足技が得意なスレンダー微乳ヒーローになったのだった。

しかし、もうジェリーたちの姿は消えていて、ゴム長を奪われた寿司職人たちに早く返してとせがまれて一般市民にもキレ散らかした。
感想
ロウヒーロー11話12話13話でした。
星が基本的に気持ち悪く、怪人側の悪さがいまいち分からないまま、強そうな二人が衝突しましたが、この辺りでジェリーの素顔が明るみになることを期待します。
https://www.kuroneko0920.com/archives/58904


































