彼は止めようとするが絵理沙は潔く受け入れた。
スカートのファスナーを下ろし始めるので彼は気を利かせて退出しようとするが、冰冰は真面目な顔をしつつ、絵理沙の羞恥心で楽しむために、彼にも一緒に絵理沙の裸体をチェックしろと要求した。
結晶を盾に取られたら断れない立場の彼は受け入れるしかなく、こんな形で童貞を捧げると決めた幼馴染みの裸を見ることになってしまった。
それはそれとしてやはり好きな子の脱衣シーンはそそり、美来と顔が似ていても肉付きの差はかなりあるし、朱音のダイナマイトボディとは比べるべくもない細身スタイルなのを知った。

しかし、理系で純粋培養された絵理沙の良さはピーチガールも認める陶器のような肌と恥じらい、均整の取れたスタイルに他ならない。
彼にできるのはその時のお楽しみにするためにできるだけ下を向くことだけ。

手を上げて乳首にも聖痕がないことを確かめられていても顔を上げずに耐えたが、悪ノリした冰冰が無防備な乳首にキスして思わず喘ぎ声が出た時は、さすがに止めに入ろうとした。
しかし、冰冰のボディチェックは乳首キスで終了だった。

絵理沙を楽しめた冰冰は彼を巻き込んだ全裸チェックをそこで終わりにし、これから行く国の姫は自分の比ではなく手強いと忠告した。
絵理沙も聞き及んでいた変態のアナスタシア姫。
ロスアニア公国のお姫様は変人で有名らしかった。
一方、東堂とパワフルなメイティングをした後の翔太は、エリカにコールドスリープエリアに連れ込まれていた。
ワクチンができるのを待って眠らされている多くの男たちの中に翔太を連れてきたエリカの目的は、自分があの頃とは違うということを見せるためだった。
その為なら、翔太をイジメた主犯格の元カレを利用するのも厭わない。
誘ってきたエリカの意図を察した翔太は、二ヤリとほくそ笑んだ。

遡ること、MKウイルスが世界に広がり始めたばかりの頃。
お坊ちゃん育ちだったいじめっ子の高松は親の財力のおかげでコールドスリープできることになり、庶民を嘲笑って高みの見物を決め込んでいた。
お見舞いに来たエリカには、どうせ1カ月程度の眠りだろうと適当に答えて煙草を吹かし、翔太と同じコールドスリープすることになった数奇な運命を自ら皮肉り、彼女もつられて笑っていた。
そしてエリカは、どうせほぼほぼ男が全滅するのだから、浮気などせずに待っててあげると約束していた。
なのに今エリカは、当時嘲笑って蹴り飛ばしさえした男にバックからピストンされ、元カレが眠るカプセルにしがみついて息荒くしていた。

ただエリカの集中は膣から子宮にかけてではなく、視線と手の動きに多く向けられていた。



































