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97話

アマネ、左目の封印解除。

 

 

とにかく一人も犠牲を払いたくない彼はガリアの鱗に足をひっかけて駆けあがり、キアを捕まえている腕を斬り落とした。

 

そこは鱗がないので豆腐のようにスパッと斬れ、キアは何とか喰われずに済んだ。

 

 

ナイス判断で一人助けた彼は、銀眼を使うならせめて自分が死んでからにしろと、カッコいいことを言う。

 

しかしアマネは首を横に振り、拒んだ

 

アマネが銀眼を使う最大の理由は、言葉を取り戻させてくれ生まれてきた意味を感じさせてくれた彼に死んで欲しくないからだった。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年45号

 

 

超絶美少女にアニメ声でそんなこと言われたら最高に嬉しいが、やはりそれでも誰一人死なせたくない彼は気持ちだけ受け取り、既に二回死んでも戻ってこれる自分が本当に死ぬことはないんだと言い返した。

 

海岸に打ち上げられた時、確かに死んでいたはずだが今はこうして生きている。

 

故に死ぬことはなく、銀眼を使うのは万が一死んだ後でいいと捲し立て、勝算はないまま何とかするからと畳み掛けた。

 

そこまで熱く説得されたアマネは、眼帯をつけ直して再び封印したのだった。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年45号

 

 

一時アマネの死を回避したはいいが、彼に策はないし、ガリアの斬り落とされた腕もジュビジュビ再生され始めた。

 

元通りになったそそり立つサンドワームの弱点とは一体どこにあるのか。

 

この世界のモンスターには何らかの弱点があることが共通しているが、サンドワームのことなんてまるで知識がない彼は、現代の記憶を掘り起こしてもさっぱり分からない。

 

いや、サンドワームそのものについて知らなくても、砂漠系モンスターならアレが弱点に違いないと思い、思わず顔がニヤけた。

 

そうと分かればミサキに一分だけ時間を稼いでくれと頼むが、この世界に時間の単位がないのでミサキは表情でを示す。

 

だから彼は息を止められる限界くらいだと例えてみると、ミサキは本当に息を目いっぱい吸い込んで頬を膨らませ息を止め、めちゃくちゃ可愛いぷっくり顔を見せてくれるが、実際にやる必要はないと説明し、彼はどこかに駆け出した。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年45号

 

 

何をするつもりか分からないが、全く戦意を失わないガーディアンたちは三銃士とばかりに立ちはだかった。

 

人間体なら厄介な魔法を使ってくるが、サンドワーム体なら物理攻撃オンリーなので、むしろ戦いやすいくらいなのだ

 

そう思った矢先、見くびられることが嫌いなガリアはこれ見よがしにデスボールを生成し、ぶっ放してきた

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年45号

 

 

あっさり間違いを正された彼女たちは驚愕。

 

魔法は使えるわ、巨大化したから魔法攻撃を邪魔することはできないわで、人間体より何倍も厄介だと判明したサンドワーム体。

 

それでも手榴弾が武器のキアには関係なく、もう一発食らわせてやろうとしたその時、またあやとりみたいな魔法の紐で手首を絡め取られ、投げを封じられてしまう。

 

このままでは無様すぎる自爆ジ・エンド

 

それだけは避けようと、手から離して爆発する前に蹴ったはいいが、まともに爆風を食らい重傷を負ってしまう。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年45号

 

 

キアが戦闘不能に陥ったのを見逃さず、口で生成した巨大デスボールで全員一気に止めを刺そうとし始めるサンドワーム。

 

ミサキは逃げろと指示しながら、気を失ったキアを引きずり、一秒でも早く彼が戻って来ることを願った。

 

 

 

一方彼は、砂漠系モンスターならが共通の弱点に間違いないと思い、水場で一生懸命桶に水を溜めていた。

 

その時、街全体に轟くほど大きな爆発音が聞こえ、嫌な予感がして青ざめた。

 

 

二つの桶を持って全速力で現場に戻ると、まるで地獄絵図に変わってしまっていて言葉が出てこなかった。

 

生きているのか死んでいるのか、巨大デスボールの爆発に巻き込まれた4人は全身血だらけになり、誰一人ピクリとも動いていなかった。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年45号

 

 

怒りが頂点に達した彼は歯を食いしばり、4人の屍を越えてサンドワームに水をぶっかけた。

 

一瞬待ってみるが全く何も起こらず、相手も逆にリアクションに困るほど意味がないことをしたんだと理解した彼は絶望した。

パラレルパラダイス
著者名:岡本倫 引用元:ヤングマガジン2019年45号

 

 

サンドワームは街全体を破壊せんばかりに、巨大デスボールを何個も生成し始めた。

 

その圧倒的な光景を見た彼は笑いが堪えられなくなった。

 

どうしようもない状況に気が狂ったようにも見える彼はしかし、やっと今度こそ間違いない弱点に気づき、ミサキに息があるのも気づかず高笑いしたのだった。

 

 

感想

パラレルパラダイス95話96話97話でした。

普通に連携すれば隙を狙って致命傷を与えられそうですが、魔女は単なる物理攻撃では殺せないんでしょうかね。

今回のミサキは初交尾みたいな感想を思っていましたが、確か外とか乱交でヤってますよね。

爆発に巻き込まれていないっぽいモモがキーパーソンになる予感がしますが、果たしてどんな決着を迎えるのか楽しみです。

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