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自信に満ち溢れたガモウは、まだ抱くつもりのない葵の下腹部を撫でさすり、自分から求めてくるようにしてやると宣言し、十分な対価を約束した。

 

そして、すっかり反抗の意思を無くしている桐花は名前を呼ばれると、阿吽の呼吸でグラスに注がれた液体を口に含み、新入りの嫁に口移しで飲ませ始めた。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

 

桐花の見せつけるような口移しベロチューをガモウはお気に召したようで、愛い奴だと言葉をかける。

 

そして咽る葵には、ただの酒だと教えて落ち着かせた。

 

 

エギが始まる。

 

そう言って立ち上がったガモウを、観客たちをすり抜けて見張りの後について前に出た鮎加波は、ついに生でこの島の王の姿を見た。

 

それと同時に傍に葵がいるのを見つけて驚いた。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

 

更に、佐々木と豊橋が淫らに宙吊りにされているのにも気づいた。

 

すると、葵の意思は全く介在していなくとも、犯され不衛生な所に押し込められた境遇との違いに嫉妬し、恨み、憎しみさえ湧き上がった

 

だから、必ず安全な嫁の立場に収まってやると誓った。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

 

 

エギに参加する男たちも、観客が見つめ、ガモウがいる大広間に連れてこられた。

 

若林とアレックスの他に、如何にも腕に自信ありといった風な男たちが5人

 

見世物広場に一歩入った若林は異様な雰囲気に気圧されながら、佐々木と豊橋が宙吊りにされているのを見つけ、一目散に駆け寄り、生きていてことに安堵を覚えた。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

 

しかし、あまりの酷い扱いに言いようのない怒りがこみ上げて叫ぶと、スタッフたちが取り押さえようとしてくる。

 

その時、ガモウが若林をイヤッコと呼び、エギに生き残ればシマビトの地位を与え、好きな女を妻にすればいいという。

 

若林は耳を疑いたい気持ちになり、傍に助けを求める葵がいるのも気づき、守るべき生徒たちの悲痛な声に涙が溢れ出た。

 

しかしガモウは見せつけるように葵の乳を揉みしだき、エギの始まりを告げた。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

 

 

小男がエギ大祭の執行を宣言するや、若林の目の前の木作りのゲートが解き放たれた。

 

そこから出てきたのは、とても同じ人間には見えない気持ち悪すぎる大男だった。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

 

 

同じ人間とは思えない黒い巨人の名は、オスマビ・コンゴウ・インゴ

 

鈍重そうな身体に似合わず、呆気に取られる若林に素早い張り手を繰り出した。

 

アレックスが突き飛ばしてくれたおかげでギリギリ張り飛ばされずに済んだが、若林は化物じみた相手にどうやって勝てばいいのかさっぱり分からなかった。

 

 

しかし最早、勝たなければ死あるのみ

 

それを理解している他の参加者が勇敢に前に出るが、オスマビはまた巨体に似合わない軽やかさで前に出た3人を飛び越えた。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

 

男色なのか、食人なのか。

 

若林とは別の男を見つめてウマソウと呟いたオスマビが雑賀という男の顔を両手で挟むと、骨の折れる音が漏れ聞こえたのだった。

 

巨大な手で万力のように顔を挟み込まれた雑賀がくるっと一回転させられて頭と足が上下逆になったその時、千賀地という男が無防備なオスマビの後頭部に蹴りをぶち込んだ

 

しかしオスマビは全くダメージを受けていないかのように、豪快な裏拳で千賀地を殴り飛ばした。

インゴシマ
著者名:田中克樹 引用元:マンガボックス

 

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